◎尾川 泰将
Wednesday尾川です。今日から9月、本誌9月15号も本日発売。照英さんの笑顔&カツオが目印、どうぞよろしくお願いします。
8月中旬の豪雨で長らく妙な潮に悩まされた海の中も、いつもの感じに戻った様子。キハダやカツオ、ワラサ・イナダなどの青物類、タイ、カワハギなどの食いも上向きです。中でも相模湾のキハダは要注目、ここ数日25〜30キロ級が浮上し始めました。先の豪雨で水をさされて盛り上がらない日々が続いただけに、きっと9月は上り調子でしょう。
そこで最新号の巻頭特集は「秋の沖釣り探究」と題し、このキハダ・カツオを筆頭に、ブームが続くテンヤタチウオ、さらに密かに好調なヒラメを深掘り。
テンタチはここ2年ほどドハマりしているという松本圭一さん、ヒラメは福ちゃんこと福田豊起さんの「こだわり」を取材しているので、とても興味深い内容。
私は福ちゃんを取材しましたが、ハリのこだわりからエサ付け、ヤリトリまで目からウロコが落ちる話が満載。
あ、もちろんヒラメならではの……
なんてシーンもありましたけど、手を変え品を変えて対応した福ちゃんは4枚のヒラメをキャッチ。さすがです。
ちなみに個人的には下写真右側の物体に興味をそそられ、これは真似したいと惹かれました。そのあたりの小ネタも含め、詳しくは本誌でお楽しみください。
それにしてもいきなり涼しくなって、海上をわたる風にほのかな秋の匂いも……と同時に秋雨前線がやってきちゃいました。夏の服装で船に乗るとけっこう寒い日もありそうです。夏から続くすさまじい温度差に身体が慣れていないので、風邪などひかぬよう十分お気をつけて。