◎近田憲男
今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から9月下旬の狙い目をピックアップします。
相模湾のキハダ・カツオ船
50〜60キロ級がフィーバー
相模湾のキハダ・カツオ船はキハダが大型化するシーズンに突入し絶好調。
40〜50キロはもちろん60〜70キロオーバーも交じり始めました。記録更新を目指しているなら今がチャンス! というわけで週末に釣れた50キロオーバーをダイジェストでお届けします。
まずは三浦半島出船から。
三浦半島剣崎間口港の喜平治丸では26日に68.4キロ、剣崎松輪港の大松丸では26日に55キロ、浜鈴丸では59キロ、瀬戸丸では74.44キロ。葉山芝崎の五エム丸では25日に64.35キロ、秀吉丸では52キロ、長三朗丸では26日、51キロ、58キロ、63キロ。
続いて相模湾出船より。
小坪の洋征丸が25日に52キロ、茅ケ崎の茅ヶ崎丸では25日、51.9キロ、平塚の庄三郎丸では26日、53.6キロ、庄治郎丸では25日に50キロ、26日に50.2キロが上がりました。
ワラサ東京湾で食い活発
東伊豆でもいよいよ開幕
三浦半島剣崎出船のワラサが狙い目。目下は剣崎沖から城ケ島沖を狙いトップ5〜10本前後、内房保田〜勝山出船でも3〜4キロ級がトップ5本前後と釣れています。
東伊豆の初島周りでもワラサが始まり、入れ食いでトップ15本前後の好スタートを切りました。
参照:東伊豆網代港つちそう丸
一つテンヤマダイ茨城で堅調
九十九里飯岡〜外房も数釣りのチャンス
茨城県日立〜鹿島沖、九十九里飯岡沖、外房大原沖の一つテンヤマダイは数釣りのチャンス。小型が中心ながらアタリは多く、トップ15枚前後をマーク。秋は数が狙えますので入門者に最適ですよ。
参照:外房大原富士丸
ヒラメ銚子〜九十九里で上昇気配
10月から大原沖全面解禁へ
銚子〜九十九里飯岡沖、片貝沖でヒラメが好調。なかでも銚子、飯岡はトップ10枚以上と数狙いの方におすすめ。10月にはいよいよ外房大原で全面解禁となりますが、初日は台風接近の予報が出ているので台風明けに期待しましょう。
ルアー青物五目乗合が湾奥でスタート!
今年もやってきました。東京湾奥でサワラが来遊。日により釣果に浮き沈みがありますが、木更津沖や川崎沖、浦安沖など広範囲に群れが見られ2〜3キロ級のサワラに交じってイナダ、タチウオ、シーバスなども上がっています。小さなベイトを捕食しているワラサには小型のテールスピンジグが活躍します。
イナダ相模湾で好模様
相模湾でキハダ・カツオ船の次に注目したいのがイナダ五目乗合。サイズも大きくなり、35〜48センチ前後が20〜30本でお土産十分です。コマセ釣りがメインですが船宿によってはルアーも同乗できるのでジギングで楽しめます。
マダコ日立〜鹿島出船でノリノリ
茨城のマダコが乗り好調です。釣り場は那珂湊沖で0.5〜1キロ前後を主体に2キロ級交じりで一人20〜30杯。今後も期待十分。
夜釣りは鹿島沖のイカ釣りが
引き続き乗りまくり
最後は夜釣り。鹿島沖の夜イカはスジイカ主体にムラサキイカ交じりで絶好調。群れ濃く乗りが活発で手返しがいいと束釣りも。いつまで続くのか分かりませんので釣行はお早めに!
さて、いかがでしたか?
やはり気になるのが相模湾のキハダ・カツオ。剣崎沖や初島周りのワラサ。個人的には大原のヒラメ解禁も見逃せません。
それではまた来週お会いしましょう。