◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から10月上旬の狙い目をピックアップします。

 

 

キハダ相模湾で60キロオーバーが出た!

 

 先週は50キロ、60キロ、70キロ級のキハダが釣れ上がり、相模湾のキハダ・カツオ船はこれまでにない盛り上がりを見せ、迎えた週末はさらなる大物が出るのかどうか注目を集めました。
 今週もキハダの情報が飛び込んでまいりましたので、ダイジェストでお届けします。
 まずは三浦半島出船からです。
 剣崎松輪港の一義丸は3日、39.05キロ。成銀丸では2日67.24キロ、3日20.8キロ。大松丸では3日26.8キロ、55キロ。葉山芝崎の福栄丸では2日43キロ。葉山あぶずりの秀吉丸では3日63キロ。
 続いて相模湾出船です。
 小坪港の洋征丸では3日46.1キロ。小田原早川港の坂口丸では2日34キロ、35キロ、3日32.5キロ。
 そのほか2.5〜4.5キロ級のカツオや5〜6キロ前後のキメジが釣れています。

 

参照:三浦半島剣崎松輪港成銀丸

 

 

 

ワラサ剣崎沖で食い順調
東伊豆でも釣果上向き

 

 三浦半島剣崎沖のワラサはサイズもよくなってきました。目下は剣崎沖の水深50メートルを狙い、3〜5キロ級がトップ5本前後、群れ濃くまだまだ楽しめます。
 内房保田〜勝山出船でもワラサが上昇気配。3キロ級を主体に釣れています。
 東伊豆網代出船では初島周りでトップ2ケタと食い活発。魚影は濃厚なので今後も期待しましょう。

 

参照:三浦半島剣崎間口港喜平治丸

 

 

 

イナダ相模湾全域で食い活発

 

 相模湾でイナダが釣れています。釣り場は葉山沖、鎌倉沖、、腰越沖、江ノ島沖、茅ケ崎沖、平塚沖、小田原沖などの各港至近で楽しめます。船宿よっては青物五目、イナダ五目、LT五目、ライトイナダ船などで看板を掲げていますが、いずれもイナダをメインにカンパチ、アジ、ソウダガツオなどが交じり好調です。船宿によってはルアーも同乗してジギングでも楽しめます。

タチウオ東京湾の広範囲でチャンス
相模湾や駿河湾出船もおすすめ

 

 東京湾のタチウオは観音崎沖、走水沖、猿島沖のほかに、木更津沖でも釣れています。ルアー船では同沖水深20メートルでタチウオに交じってサワラやイナダ、カンパチも上がっています。
 相模湾平塚沖でもエサ、ルアーでタチウオが上がっていて、沼津沖では夜釣りで指幅2.5〜4本級がトップ20本前後。釣り方はノーマルタックルやライトタックル、サーベルテンヤ、ジギングなどで楽しめます。

 

 

キャスティングで狙う東京湾のルアー青物好模様

 

 

 東京湾ではルアー五目が順調です。木更津の宮川丸、長浦のこなや丸、千葉寒川の守山丸や深川のさわ浦丸、吉野屋、横浜の渡辺釣船店ではキャスティングでサワラなどを狙って出船中です。
 釣り場は湾奥の広範囲で、目下は木更津〜盤洲沖で2〜3.5キロのサワラにイナダ、タチウオ交じりで楽しめます。

参照:東京湾奥深川吉野屋

 

 

 

 

マダコ茨城県日立久慈漁〜鹿島出船で乗り順調

 

 茨城県日立久慈漁港や大洗港出船、鹿島出船のマダコが好模様です。マダコの活性が高く、1キロ前後の良型主体にトップ5杯前後。今後も期待十分です。

ヒラメ銚子〜九十九里で引き続き順調
外房は全面解禁で今後に期待

 

 

 銚子〜九十九里では安定してヒラメが釣れています。10月より外房エリアのヒラメが全面解禁となり、大原出船では3日からスタート。台風の影響により底荒れしたため食い渋く、海が穏やかになれば期待できるでしょう。

 

 

夜イカ茨城県鹿島沖でフィーバー

 

 

 最後は夜のイカ釣りです。茨城県鹿島沖ではスジイカにムラサキイカ交じりで絶好調。なかでもスジイカ爆乗りでなんと2束。便乗してイカメタルでも楽しめます。

 

 

 さて、いかがでしたか? 
今週も主役はキハダ・カツオです。まだまだキハダは釣れていますのでもうしばらくの間、チャンスは続きそうです。
 それではまた来週お会いしましょう。