◉ども。黒潮大蛇行が統計を取り始めた1965年以来最長となってはやひと月。今回の大蛇行は5月末で4年10カ月。ほぼ、ウチの愛猫と同じ年齢というか、長さですわ。

 

 

それはさておき、大蛇行なんて聞くと黒潮がダーッと遠くに離れていっちゃう印象を受けますし、実際、四国〜紀伊半島からはダーーーーーッと離れてしまうのですが、「蛇行」ですからカックンと方向を変えて北に突き上げたりするわけです。

 

 

伊豆諸島から関東にズドンと突き上げていることもあれば、最近では熊野灘に直撃。

 

 

※海上保安庁HPより引用

 

 

そりゃあ、冬でもカツオが釣れるし、ビンナガだけでなくキハダも跳ねまくりますよ。

 

 

と、釣り人としてはテンション上がることもあるのですが

 

 

その反面、海水温の変化により沿岸の海藻類が激減していて、アオサや海苔などのほか、海藻をエサにするアワビにいたっては深刻な状況。

 

 

以前、本誌でも書いたのですが、伊勢志摩サミットが開催された伊勢志摩、日本遺産にも認定されている「海女さん」たちが採る英虞湾のアワビは一日数個、または採れない日もあるほどの不漁だそうです。

 

 

 

で、東京湾はどうなっておるのか。

 

 

東京湾の環境に関しては、みなさんご存じのとおり地球温暖化が叫ばれる以前より、さまざまな研究が行われています。

 

 

それら様ざまな、官民あわせた研究を年に1回、整理、まとめて発表・共有される機会が

 

 

東京湾シンポジウム

 

 

今年は10月13日(木)に、横浜大さん橋ホールで開催される予定。状況によりますが、今年は対面式(つまり会場で人が集まって開催)を想定しています。

 

 

この東京湾シンポジウムで、現在、情報(と発表者)を募集しているんです。

 

 

その募集している情報というのが

 

 

ここ10年の東京湾の環境や生物の様子を見て……

 

 

・ちょっと変だなと感じる事象

 

 

・変わった点(よいこと、悪いこと)

 

 

つまり我われ釣り人であれば

 

 

「最近は○○が夏でも釣れる」とか

 

 

「○○が増えた」とか

 

 

「○○が減った」などなど。

 

 

それらの情報を、研究者や環境に関わる仕事をしている人のほか

 

 

釣り人からも募集したい、とのこと。

 

 

もし、

 

 

東京湾シンポジウムで発表したい!

 

 

情報を提供したい!

 

 

という方がいらっしゃれば、下記「つり情報お問い合わせフォーム」より、6月3日までにご連絡ください。

 

↓こちらです

http://www.tj-web.jp/esform/contact.php

 

 

東京湾シンポジウム事務局への申し込み方法などをお知らせいたします。

 

 

 

このほか、本誌『隔週刊つり情報』では、常時、海や魚の変化について報告や情報を受け付けております。

 

 

東京湾はもちろん身近な海と魚の情報、謎などは読者のページ「おでこマンション」までどうぞ。

 

 

↓こちらです

http://www.tj-web.jp/esform/dekomanshon.php

 

 

有力情報にはオリジナルステッカーを差し上げております。

 

 

 

 

つい先日も、ヤナギノマイの南限記録が読者の方によって更新されました。

 

実は皆さんが持っている情報って、すごいんですよ!