◎加藤 智晴
こんにちは、エディターKです。
前々から行きたいと思っていたタコ釣り、どうにか時間を作って行ってきました。相棒はこの方、うちのカイチョーさん。7月15日号の取材でお世話になった東品川ひらい丸さんへ行ってきました。
8月になっても模様はよく、トップで20杯に到達する船もチラホラあるようで期待できそう。というか、久しぶりにガチでタコ釣るので期待しちゃいます。いやむしろ釣る気満々です。なんなら釣れる気しかしません。
ま、そりゃちょっと大袈裟ですけど。カイチョーさんも同じ気持ちだったようで、出船前にコソッと秘密兵器を見せてくれました。
準備万端いざ出船!
最初は羽田周りから探っていきます。どうぞ~で仕掛けを下ろすとドン!
ゔっ
え~何これ、着底した途端に根掛かりしてんですけど、しかも我われ二人だけ。どうなってんのよぉ~でいきなり餌木ロスト。気を取り直してトントンするも、どうにも乗りがありません。だけどもミヨシから4番目くらいのお姉様は入れ乗り入れ掛かり。
タコの七不思議を横目に歯を食いしばって小づくことしばし……キタァ~。カイチョーさんに。そうこうしているうちに貸し竿の初心者さんも型を見て焦りは募るばかりです。
まあゼロはなかんべと冷静を装って小づいていると、ようやっと初物がきてくれました。800グラム級のまずまずサイズ。
その後は川崎新堤周りをゴン攻めしたんですが、ご存じのようにこの辺もヤバいポイント。ちょっと油断すると掛かる掛かる。まあ私はどうにか最小限の被害で済んだんですが、カイチョーさんはなけなしの秘密兵器もあっという間に海の藻屑。もう餌木が残り1本しかねぇ~と意気消沈です。
それでもどうにか3杯ずつをキープした後半、木更津沖の平場へ移動します。
「ここは根掛かりしないから投げられる人は投げて~」と船長。それにしてもこんなとこにタコいるんかな? と思ったら、周りの船ではポツポツ取り込まれているのが目に入ります。
こりゃもうダメかなと諦めかけた残り1時間。ようやく俺タイムがやってきました。ポンポンポ~ンと3連チャン。カイチョーさんも1杯掛けたんですが、途中バラシ。しかもその原因がカンナにカバーが付いていたっていうオチ……。
「タコ餌木にこんなの付いてるかよ~」とのたまってましたが後の祭り。まあ船中平均くらいだったとは思うんですが、それなりに楽しめた夏の休日でした。もう1回くらい行こうかなぁ~。
ではまた来週、バイナラ~。