◎加藤 智晴

 

 こんにちは、エディターKです。

本日は隔週刊つり情報9月15日号の公式発売日です。巻頭特集は青物大集合ということで、いよいよ本格シーズンを迎えるターゲットを寄せ集めてみました。イメージ的には怪獣大集合ですね。

 となると主役はやっぱりゴジラ、もといキハダでしょう。ということで勇んで取材に出かけて行ったのですが、早々うまくはいきません。案の定のリテイクでどうにか形にはなったものの、ここで僥倖。なんと一日で4本も釣れてしまったのです。

 釣れたら釣れたで困ったちゃん。どのゴジラを表紙にしようかなと。

二日間、取材に付き合ってくれた山田さん。あざ~っす

  私の担当はエビングでしたが、ルアー釣りは門外漢なもので助っ人をお願いしていました。山田さんです。忍塾の取材にもちょくちょく協力していただいている方ですが、エビングの名手でもあり、機会があれば取材させてもらいたいなぁと以前から思ってたんですね。そしてお見事、二日間の取材で唯一エビングでの釣果をたたき出してくれました。

 本来なら2日もお世話になった山田さんを表紙にしてあげたかったのですが、そこは忖度なしです。編集部総意の元、宮川さんのキハダを採用しました。理由は、山田さんの頭切りは以前にも似たような表紙があったこと。我われは既視感と言いますが、見た感じ新鮮な印象のあるほうをセレクトしたと思ってもらって構いません。

第一案のデザインが上がったところで編集部内で吟味しました

 通常は複数パターンのデザインを組んだりしないので、異例の事態ではありました。が、やはりその年最初の表紙を飾るキハダ、できればベストなものを読者の皆さんに提供したいと編集部も奮闘しているとご理解いただければ幸いです。

これが幻の表紙

  キハダを釣った山田さん、宮川さん、小路さん、茂木さんにはしつこいくらいに色いろなポージングを決めてもらっただけではなく、撮影しやすい船のポジションをキープしてくれた船長、たぐりを率先してやってくれた常連のパパさん、ファーストヒットでバラした本誌愛読者の方、空っぽだった初日に笑顔で協力してくれたけーぽん、番長、そのほか同乗された皆さんの協力があって今回の誌面が完成しています。

取材初日にエビングで唯一のヒット。バラシに終わったものの、その教訓?が二日目の山田さんのヒットにつながった。詳しくは本誌をご覧ください

 こうした一体感を感じられるのもキハダ釣りならではかもしれませんね。

※取材した一義丸では状況で朝のうちワラサを狙う。スペースの都合上、掲載できなかった皆さん

 

 すべての釣り人にありがとう。

 

ではまた来週、バイナラ~。