◉ども。紅葉を見に山に登ったはいいものの肝心の頂上に立てばガスって真っ白。寒さに耐えかねて降りて振り向けば山頂がスカッと晴れる雨男ならぬガス男・沖藤です。ヤッホー。
まあ、山といえば安全が何より大事。これは海や川、船の釣りでも同じわけです。ってことで今日は最新号で特集している「海の安全」についてちょこっとご紹介。題して
あなたのライジャケ大丈夫?
これね。
内容をざっくり言うと
皆さんが着用しているライフジャケットが
水に落ちた時にどうなるのか⁉︎
それを実際に体験してみよう!
という単純明快な企画。
で、その体験をもとにライジャケの大切さと、点検方法までをお伝えするもの。
海上保安庁の全面協力のもと、本牧にある訓練基地のプール(海猿がトレーニングする施設です)をお借りして実験ダイブ&安全講習を受けてきました。
メンバーと担当ダイブはこちらの皆さま!
①照英さん(釣りバカタレント。照英TV)
ダイブメニューは
・自動膨張式ショルダータイプ
・自動膨張式ウエストベルトタイプ
ともに正しい着用例。
女性の落水例を実体験してくれるのは
②杉田千紘さん(YouTuber)
同じく
・自動膨張式ショルダータイプ
・自動膨張式ウエストベルトタイプ
ともに正しい着用法
そしてここからは
船で見かける「ダメな例」で落ちたらどうなるのか!?
③つり情報社・クロサワ
ダイブメニューは
・自動膨張式ウエストベルトタイプをカッパの内側に着けた状態
・自動膨張式ウエストベルトタイプをたすきがけにした状態
さあ、水上で待機している海猿を信じて、何回でも落ちてこい!(社長命令)
そして日本のあらゆる釣りの出版・映像を取り扱う釣りの総合メディア会社「つり人社」は
釣りの事故で一番多い
「堤防と磯」を想定してダイブ!
④つり人社・八木さん
・固形式(磯釣り用)の股ヒモやファスナーを閉めない状態
・固形式(磯釣り用)を正しく着用
万が一の際に命を落としかねないシチュエーションを身を持って試します。
プールでは救助のため海猿が待機。
ダメな着用例では海猿がいなかったら、
これ死んでるぞ!
という結果も。
また、正しく着用していても、ベルトの締め方や、気室(中の黄色い、膨らむところね)の収納の仕方で膨張式の膨らみが変わったりもします。
はっきり言って
着用していれば絶対に大丈夫、ではない!
という結果に、個人的にもオドロキました。
みんな!
タイプAだから死なないんじゃないんだよ!
正しく点検して、正しく着用していて、
正しく機能して、
もちろん救助されて
そこではじめて、死なないんだよ!
いやコレ、ワタクシも思い知らされました。
で、当企画では、
じゃあ、どうすれば安全性が高まるのか。
正しく備えられるのか。
自動膨張式の点検、ボンベやインジケーターの交換まで。
ライジャケを正しく使うべくレポートしております。
これは命に関わることですので、詳しくはぜひ、前出の本誌最新号、および10月25日発売の
『月刊つり人12月号』をご覧ください。
また、
10月25日以降
以下のYouTubeチャンネルにて、順次、それぞれ当日の模様をまとめた動画を配信いたします。
ぜひ、ご覧になってくださいね!
あ。最後にひとつ。
ライジャケのボンベ、結構、緩んでるケースがあります。
以前、船宿で「レンタルライジャケのボンベが盗まれる」と聞いたことがありますが、あれはもしかしたら、ボンベが緩んで落ちてしまったのかも……。
さあ、釣りの前にチェックですよ!