◎内山高典
2月上旬、今年も東京湾のトラフグ乗合がスタートしました。
現場に駆けつけ、トラフグの入れ食いに遭遇した本誌取材班の手応えでは、今シーズンは当たり年になると予想しています。
釣り方や仕掛けなどの詳細は『隔週刊 つり情報』3月15日号(2月29日発売)に掲載されます。ぜひご覧ください。
さて、トラフグに限らず、フグ乗合を出す船宿では、フグをさばく免許を持った船長などが釣れたフグを身欠きにして持たせてくれます。
ショウサイフグやヒガンフグは身欠きのみですが、トラフグについては、一定の大きさの個体は身欠きに加え、皮やヒレなども持たせてくれる船宿もあります。
しかし、身欠きだけでなく、皮やヒレなどを食用にするためにトラフグをさばくと、1尾あたり20分間ほど時間がかかるそうです。
全体的に釣果がいい日や、良型が多く釣れた日は、必然的に帰港後の処理に時間がかかりますが、今宵のトラフグづくしを想像しつつ気長に待ちましょう。
今年は天然トラフグを思う存分に味わえるチャンスです! 週末は満船必至、予約はお早めに!