◎加藤 智晴
こんにちは、エディターKです。
世の中大変な情勢になっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本来ならお家の中でじっとしているべきなんでしょうが、とりあえずできることは少しでも進めておかなければならないということで、先日東品川のひらい丸さんへライトアジの取材に行ってきました。
かなり昔に会社で天ぷら船だかを仕立てて以来なのでほとんど記憶になかったんですが、船着き場は天王洲運河のドン詰まり、品川浦船溜まりにあります。東京湾へ出るまではベイサイドの景色を見ながらいくつかの橋をくぐって行くわけですが、そのときふと思ったんですよね。あ~江戸前っぽいなぁと。
あ、ベイサイドの景色とか橋をくぐるとかじゃないですよ。東京って実は細かい運河があちこちにあって、運河のドン詰まりに船着き場がある船宿さんも多いんですよ。本誌船宿データベース関係で行ったことがあるのは立会川の小林さんとか、東大井のいわたさんとか、田町の石川釣船さんとか、深川の冨士見さん、吉野屋さんとかですが、真っ先に思い浮かんだのは今はなき両国のうさぎやさん。よくアナゴ釣りに行ったよなぁ~。懐かしいなぁ~。
そんなわけで自称江戸っ子のハマっ子としては、運河のどん詰まりにある船着き場に江戸情緒を感じてしまうのです。しばし感傷に浸りながら、ではまた来週、バイナラ~。