◉沖藤武彦
ども。河津桜が満開だってんで、静岡、神奈川方面は渋滞するだろうと読んで外房へ釣りに出かけたものの、帰りに事故渋滞にハマって結局似たような帰宅時間になってしまった千葉県民・沖藤です。いやはや。
まあ、緊急事態宣言でもそうでなくても、車の運転は気をつけましょうね。
なんて言ってたらあんた、ヤリイカが各地でもう一段階盛り上がっちゃってますよ。
ここまで最も安定して釣れている南房に続き、今週は沖ノ瀬~洲ノ崎でもスルメ交じりで急上昇、剣崎松輪などからもヤリイカ船が続々出船します。
よし、内房、南房はもう予約いっぱいだから、松輪のイカ船を予約だぜ!
▲三浦半島剣崎松輪港・成銀丸Facebookより
なんて思っていると、今度は鹿島出船のヤリイカが再浮上、こりゃいよいよライトヤリとイカメタルも出番かい?
とまあ、ヤリイカひとつとっても右に左に目うつりしそうなところに奥さん、マダイですよっ
最近は落ち着いているものの、東京湾口のコマセダイは1月下旬から新潟の「プレ乗っ込み」みたいな釣れっぷり。
時を同じくして釣れ始まった海堡~鴨居のタイラバ&エビタイは中潮~大潮回りを中心に、現在も大鯛出現、船中全員安打、ツ抜けと釣れまくり。
▲金沢八景・野毛屋にて。最新号では同宿屈指のタイラバマスター・岩村さんと小島さんに取材した記事、3月5日にはそのダイジェスト動画をYouTubeつり情報チャンネルにてご覧になれます
ワタクシの記憶では、ここ20年以上、2月にこれほど、各船で釣れたことはありませんよ、マジで。
話はそれちゃうけど、東京湾のタイラバ&エビタイは、釣れないときは、ほんっとに釣れないんです。
もう、ここ砂漠か火星かよっていうぐらい。
でもスイッチが入るとドカンとくる。
ほんとに豹変したように釣れるんです。
このツンデレ具合というか、飴と鞭というか、女王様っぷりが魅力で、一度いい思いをしちゃうと、何回フラれても行っちゃうわけですな。
その東京湾のタイラバ&エビタイが大開放中、今回の大潮回りもすでに絶好調で釣れていて、この週末は最高とくりゃあ、決まりでしょ!
と、言ってたらなになに?
南伊豆では神子元周りでシマアジ&マダイ狙いでどちらもいいの釣れていて、外房大原はX DAYが来たんじゃないかって??
▲米丸インスタグラム(minamiizu.yonemaru)より
▲XーDAY確定って本当だろうな!正尚くん&福ちゃん!あれ?(つる丸釣果ブログより)
うう、やべーよやべーよ、なんて言ってると、今度はアオリイカも2キロ級が出てるし、タチウオは日立でワンチャンスありそうで東京湾もムズ面白いし、マゴチもいい感じだし、マルイカだって……
なんて希望と妄想に満ちた週末の予報は、明日はシケ、明後日は回復……。
うう、明日、ナギないかなあ~!
といったところで、最新号ではナギの日にオススメの深場釣りと、今、最もアツいマダイの特集です。
▲『隔週刊つり情報』3月15日号。正式な発売日は3月1日になります。書店、釣具店のほかamazonなど、電子版のほか、Dマガジン、楽天ブックスなど読み放題サイトにて購読できます
ワタクシはタイラバを担当したのですが、いやあ~いいですね、タイラバはヘンタイっぽくて。
マニアックな動画も今、編集しており、本誌が出たのち、3月5日ごろにアップできればと思っています。
あ、そうそう。最新号の連載「そらうみ写真館」は、餌木のルーツをめぐる旅です。最初の4行を書くために半日読書しました。
▲『薩摩烏賊餌木考』(岡田喜一著)
それではみなさん、シケの日は仕掛け作りと読書で、ナギの日の準備を楽しみましょう。
ワタクシは日曜に勝山よりヤリイカ釣り。
港と船で会ったら、よろしくね!