◎近田憲男

 

 

 今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から8月下旬の狙い目をピックアップします。

 

 

キハダ・カツオ相模湾で盛り上がってきた

 

 今週もキハダの情報が飛び込んでまいりましたので、ダイジェストでお届けします。
 まずは三浦半島出船から。剣崎間口港の喜平治丸では21日、35.7キロ。葉山芝崎の五エム丸では22日、ルアーで28キロ、葉山あぶずりの秀吉丸では20日、コマセ釣りで31キロ、23日、27.1キロ。葉山あぶずりの長三郎丸では20日、24キロ。
 続いて相模湾出船です。
 小坪港の太郎丸では21日、26.5キロと26キロ。平塚の庄三郎丸では23日、エビングで28.7キロ。平塚の庄治郎丸では23日、ルアーで21.7キロと20キロ。
 そのほか2.5〜4.5キロ級のカツオや5〜6キロ前後のキメジは安定して釣れています。

参照:三浦半島剣崎間口港喜平治丸

 

 

ワラサ剣崎沖で絶好調、早揚がりも

 

 三浦半島剣崎沖のワラサが復調してきました。目下は剣崎沖の水深35〜45メートルを狙い、3〜4キロ級が平均10本前後で早揚がりする船宿もあるほど好調です。
 サイズもよくなってきているので、引きも強烈です。ハリス切れによるバラシも多く、ハリス8〜10号、全長6メートルのやや太めの仕掛けを用意しましよう。

参照:三浦半島剣崎松輪港大松丸

 

 

 

タチウオ東京湾で数も型も好調
夜釣りは沼津沖で食い順調

 

 

 東京湾のタチウオはエサ、ルアーとも引き続き好調です。前半は富津沖の浅場で数釣り、後半は観音崎〜走水沖へ移動し型狙いという展開で数も型も楽します。魚影濃く反応も広範囲にあるので今後も期待できるでしょう。
 沼津沖では夜釣りでタチウオも順調に釣れています。釣り方はノーマルタックルやライトタックル、サーベルテンヤ、ジギングなど様ざまな釣り方で楽しむことができます。

 

参照:東京湾奥横浜渡辺釣船店

 

 

 

 

イナダ相模湾でエサ&ルアーで急上昇

 

 シケ後に釣果が持ち上がってきたのが相模湾のイナダ。腰越出船ではウイリー仕掛けのコマセ釣りでトップ20本前後。平塚出船ではジギングで40本前後と好調で、今後も楽しみです。。

 

アジ各地で安定の釣れっぷり

 

 東京湾奥はライトアジが盤石。八景沖、横浜〜川崎沖、木更津沖で好模様が続いています。内房金谷や三浦半島横須賀・観音崎方面でもよく釣れていて、ほかにも三浦半島城ケ島沖や相模湾二宮沖では良型主体に釣れています。

 

 

シロギス飯岡沖で絶好調
東京湾も復調し土産十分

 

 引き続き飯岡沖では安定して釣れているのが飯岡沖。底荒れが落ち着き連日トップ束釣りの釣れっぷり。数を釣るなら今がチャンスです。
 東京湾では木更津沖や中ノ瀬、盤洲などで順調に釣れています。

 

 

ファミリーやビギナーにおすすめ
江戸川放水路のボートハゼ

 

 江戸川放水路のボートハゼが好調です。水深1メートル前後を狙い、6
〜8センチ前後のデキハゼを中心に15センチ前後も交じり活発な食いをみせています。群れに当たれば仕掛けが着底すると同時にプルルンというアタリが何度もくるでしょう。
 またクランクベイトを使ったルアー釣り「ハゼクランク」では10〜15センチの良型も交じります。小型も含めて狙うならリアフックにアシストフックを付けるのがおすすめです。

夜イカ茨城県鹿島沖で順調

 

 

 最後は夜のイカ釣りです。茨城県鹿島沖の夜イカはムラサキイカ、スジイカが落ち着いて、目下はスルメイカが釣れています。2.5〜3号の布巻スッテの直結仕掛けや専用ロッドのほか一つテンヤロッドやタイラバロッドなどを流用し、25〜30号の鉛スッテを使ったイカメタルでも楽しめます。

 

 

 

 

 

 さて、いかがでしたか? 
今週、私が注目したのはやはり相模湾のキハダ・カツオ。 開幕当初はエビングへの反応がよかったですが、コマセ釣りも食い始めたので今後の盛り上がりに期待です。
 それではまた来週お会いしましょう。