◎加藤 智晴

　こんにちは、エディターＫです。

　ダブルヘッダーの登板日を模索していたところ、ちょうど朝から晩まで晴天ベタナギのベストコンディションの日に取材がありまして。せっかく新戦力も投入したので早く試してみたいなぁと意気揚々と前日から予約を入れたわけです。

　昼間はたまたまウチのカイチョ～さんと一緒でして、

「アナゴいつ行くんだ？」

「ん？　今日行きますよ。絶好のアナゴ日和ですから。今日いかなくていつ行くんだって感じですよ」

「じゃあオレも行こうかなぁ」

となったわけです。

　この日も南の下げで前の潮のはず。船宿到着時には予想どおりすでに数名の先着者。空いていた左のツースリーを確保します。

　船長によると、このところ潮がかっ飛んじゃってどうにもならないとのこと。走り始める前のマヅメにいくらか釣れればいいんですけどとのこと。

　カイチョ～さんは５本目標なんて言ってましたが、こりゃ型見られるかどうかってとこでしょ。

　６時過ぎにいつもの水深17メートル前後で投入開始。オモリ30号でもビャ～ッと道糸が出ていきます。でも、運よく前方へ払い出す潮で、釣りにくいけど釣りにならないほどじゃない。

　開始早々、船内トモのほうからポツポツとアナゴが取り込まれていきます。おかしいな～？　前の潮じゃないんかい。そう思っているとカイチョ～さんにヒット！　そして隣のミヨシの方にも……。ゲッ、オレ飛ばされてんじゃん。

　冷静を装いトントンやってると、ほどなく先輩にピピピピピッときてなんとか１本ゲット。ロープを伸ばし伸ばしすること３回、どうにか１本追加したところで速潮を避けてポイント移動、水深13～14メートルの浅場へ。

　こちらは潮の流れもそれほどきつくなく、適度な釣りやすさ。ちなみに新投入の左巻き、ぎこちなさは残るもののどうにか戦力にはなりそう。

　アタリはあったりなかったりで、まあこのところの釣れ具合と大して変わりません。それでも掛け損じのアタリも何回かあったから、そこそこ楽しめました。

　結果はトップ８本で０が一人。カイチョ～さん３本、自分６本。まあこんなもんでしょ。

　このままだと早めの閉幕もありうるから、ツ抜け目指してなんとか週一ペースで通い込んでおきたいところです。

　ではまた来週、バイナラ～。