◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

先だって、久しぶりに銭洲に行く機会に恵まれましてね。

ここが銭洲を代表する名場所、ネープルス群礁

 職業柄こんなこと言っちゃいけないんでしょうけど、もう40を超えたくらいから、いや30過ぎだったかな? とにかく遠征釣りとか大物釣りとか青物とのパワーファイトとかしんどくなりましてね。できるだけそういう取材には近寄らないようにしてきたわけです。

 今回の取材だって、このままボツ企画になんねぇかなぁって内心思ってたんですが、まあそこは仕事と割り切るしかありません。当初の予定からズレにズレまくって2カ月遅れで決行となった次第です。

お世話になったのは西伊豆土肥のとび島丸さん。忠文船長、健司船長、お久しぶりでした

 で、久しぶりに到着した銭洲の海はまあまあのナギ模様。紺碧の海、波洗うネープルス……お久しぶりです。いや~これぞ銭洲のだいご味ですね。どっちかって言うと自然現象にあまり感動しないワタクシですが、久しぶりに眼前に迫るネープルスに思わずシャッター押しまくっちゃいましたわよ。

 取材も滞りなく終了し、無事キタック。そういえば、最後に銭洲行ったのっていつだったっけかなぁ~って気になりまして。バックナンバーをペラペラッとしたところ、なんと17年ぶりだったことが判明。なんの取材だったかよく覚えてなかったんですが、改めて誌面を見てあ~これだったか! 

17年前の誌面。特集の取材じゃなかったようです

 初めて泳がせ釣りでカンパチを釣ったこと。その釣行のためにシマノの初代バンディットを社費で買ってもらったこと。出船前に船のイケスに落っこちて股間を強打、もう二度と銭洲なんか行かねぇぞって思ったこと……などなどが走馬灯のように蘇ってきました。

特訓塾本編かと思っていたら、12番勝負のほうでしたね
改めて記事を読んでみると面白い! 塾長の文章力もさすがですが、時代の流れでもう二度とこういう記事ってないんでしょうね

 果たして引退までに、もう一度銭洲に行くことがあるんでしょうか。

 ではまた来週、バイナラ~。