◎沖藤武彦

　今週は曇りと雨が続くなんて言っていた関東地方だけどフタを開けてみればちょこっと降っただけで好天。油断してたもんですっかり首筋が日焼けでヒリヒリしちゃってる沖藤です。

　すでに明日、あさっての釣行を決めた方はさておき、迷っている人にオススメしたい釣り物といばズバリ、ア・カ・ム・ツ。犬吠埼沖は衰え知らずで６月末の終了めがけてラストスパート。ただしハリ数２本、制限尾数10尾は厳守してね！
　まあ、１尾あれば御の字、２尾でバンザイって魚だから、南房江見や東京湾奥金沢八景出船でも十分楽しめます。
　出船船宿はメニューの「釣り物＆船宿検索」でサクッと探せますよ！

▲あぶりと言えばこの魚。ああ、あぶりてえ……

　赤い魚といえばマダイも相変わらずスゴイ。各地のコマセダイに続き、今週は茨城県鹿島出船、日立久慈の一つテンヤでも大ダイが釣れ始まった。
　タイラバはちょうど今日から東京湾で出船開始、今日はイマイチだったみたいだけど、この大潮、個人的にオイシイと思うんだよなあ〜！
　日本海新潟では本乗っ込み。コマセのほかタイラバ・タイジグも釣れている。

 と、ここで緊急速報的にブッ込まれてきたのが相模湾のカツオ！ 平塚の庄三郎丸で激釣、今週からシイラがスタート、ライトルアーもサバ好調の相模湾、週末もカツオが続くようなら、これは一気に夏モードかも！

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　さてさてこの週末、軟体系で注目はやはりマルイカとムギイカ。相模湾では入り交じっていたり、ムギ専門だったりするが、基本的に釣り物欄に「マルイカ」または「マル・ムギ」とあればマルイカを軸に、ムギイカ来襲で数をのばすパターン。
　でもね、なかなか数がのびないんですよね、マルイカって。ようやく相模湾の亀城根や外房小湊で50杯超えが出たと思って行ってみれば急降下とか……。あ、それ今週のおれだわ。
　とか言っても面白くて通っちゃう人は、とことんポジティブシンキングで挑みましょう。そう、きっと今週末はマルイカがバリバリ乗るよ！

▲先日はヤマリアの山中陽介さんとマルイカへ。色いろ教わった内容は６月１日発売号で紹介しますが、１つだけ。「空合わせはソ・フ・ト」ね