◎近田憲男

 先週末は30度を超す真夏日でが続き、梅雨を飛び越して夏本番という陽気だったが、ここへきて海も一気に夏模様となり、先週カツオに湧いた相模湾ではキハダが始まりそう。
 相模湾小田原早川港の平安丸では26日、キハダの試し釣りで15〜21キロのキハダを3本キャッチ。同じく相模湾ではシイラの群れ濃くが好調に釣れている。

参照:相模湾小田原早川港平安丸
 ルアー青物は、茨城県鹿島で25日、イナダが船中70本、九十九里飯岡では26日、1〜2キロのカンパチがトップ27本。大物狙いなら外房勝浦川津のヒラマサ、キャスティングで25キロが上がっている。

 マダイは本乗っ込みで絶好調の新潟上越沖のコマセダイが目を引く。内房富浦沖や三浦半島剣崎沖は数はそろそろ落ち着いてきたが、大ダイのチャンスは続く。

参照:上越市直江津港謙信丸
 イサキも外房、南房、東伊豆に続き、南伊豆で好調。6月1日から解禁する剣崎も期待。
 解禁いえば九十九里銚子〜片貝でヒラメが解禁する。
 シロギスもこれから最盛期。東京湾では盤洲の水深6〜12メートルで絶好調、相模湾でも釣れ始めた。半日船、一日船、ショート船などなど出船形態も多彩で都合に合わせて楽しめる。
 軟体系はマルイカがここにきて好調。三浦半島西部〜相模湾のほか、ムギ2割交じりでマルイカ50杯前後。終盤戦となるアオリイカも三浦半島東部〜相模湾で1キロオーバーを主体に2〜3キロが上がっている。
 マル・アオリに注目が集まるなか東京湾のマダコも見逃せない。2.5キロ級を頭にトップ5杯と好況をキープしている。