◎内山高典

 キハダハンターの熱い夏がやってきました。
 既報のとおり、去る6月14日、相模湾内にキハダが襲来。本誌船宿データベース調べで、真鶴岩港の第二緑龍丸のルアーキハダ船が28キロを釣り上げ、15〜16日のシケを挟んだ17日に26キロをキャッチ。同船の向笠貴船長によると、釣り場は三浦半島先端の城ケ島〜東伊豆川奈を結んだ湾内東側の海域で、澄んだ黒潮の分流が差し込んでいたとのこと。
 葉山あぶずり港の愛正丸では、同じく17日にルアーキハダ船で35キロをゲット。釣り場では推定50キロオーバーの魚影も目撃されており、日々の動向から目が離せない状況です。

第二緑龍丸HPより

6月18日現在のルアーキハダ船の出船状況を見てみましょう。

◎現況でスタートしている船宿
真鶴岩港・第二緑龍丸
小田原早川港・平安丸
葉山あぶずり港・愛正丸

◎6月19日からスタートする船宿
平塚港・庄三郎丸
同・庄治郎丸

◎仕立船専門でルアーキハダを受け付ける船宿
佐島港・深田正夫丸
長井荒崎港・丸伊丸
長井漆山港・昇丸
宮川港・二宮丸

 そしてエサ釣り派に朗報。葉山あぶずり港の長三朗丸が、6月21日からイワシエサのカツオ・マグロ船を開始予定。イワシエサの一本釣りやフカセ釣りならではのダイナミックなバトルを楽しめるチャンス。予約はお早めに!
 なお、出船は状況により変わるので事前に確認してください。


 夏が近づくと気になるのが日本海の夜ケンサキイカ。数年前、一つテンヤタックルとメタルスッテ、小型の餌木で胴長30〜40センチ級のケンサキイカが入れ乗りになった夜が忘れられません。
 今年も北陸方面で順調にスタートし、6月30日に新潟県上越市名立漁港の海遊丸が夜釣りのイカメタル船の試釣を行い、状況を見て乗合船をスタートする予定とのこと。好釣、期待してます!