◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。みなさん、アナゴ釣り行ってますかぁ~⁉︎

 って、たぶん行ってないですよね。そりゃそうでしょう、大して釣れてませんから。ま、それでも私は行ってきましたけど。今週も、懲りずにアナゴちゃんのお話です。

 梅雨アナゴとはよく言いますが、これはよく釣れる時期というわけではなく、食べておいしい、いわゆる「食の旬」を指しているようです。むしろ沖釣りでの梅雨アナゴは、シーズンの終盤を感じさせる季語のような気がします。

 この日もそうでした。最盛期なら、K丸さんではちょっとした悪天候でもお客さんがいなくて出船できない、なんてことはまずないはず。ところがその日は予約者が2名しかおらず、いつまでたっても(3人以上で)出船確定とはなりませんでした。仕方ないので私がその3人目になったんですけどね。

 で、結果的には6人が集まり無事出船となったんですが、この日の釣果は0~3本の船中12本。私もどうにか開始早々に1本確保できたんですが、それっきりですよ。午後9時20分の沖揚がりまで3時間、な~んもなしですよ(正確にはシロギスが釣れたり、それらしきアタリは何回かありましたけど)。とにかく見せ場は夕マヅメのサメ、サメ、アナゴで3連発した瞬間だけ。

 

時合わずか10分ですよ!

 

ん〜、もはやコメントしようもございません

 ま、こんな結果は過去にも経験があるので別にどうってことはないんですが、問題は、名人の皆さん方ですら釣れないこと。自分に釣れなくても周囲で上がっていればまだアナゴがいるってのは分かるけど、さすがにもうアナゴがいないんじゃないかと。このままフェードアウトするように今期のアナゴ船はおしまいになってしまうのではないかと、そう感じたわけです。

 ところがどうして。みなさん帰港するなり、「明後日(翌日は定休日だった)も出るよね?」

返す船長も「もちろん!」

 とまあ、全然懲りて、いや諦めていない様子。さすがというかなんと言おうか。デモネ、私にゃもう無理。というわけで、ひと足お先に梅雨明け宣言です。

 ではまた来週、バイナラ~。