◎近田憲男

 今週も月曜日がやってまいりました。本日、関東地方で梅雨明けしました。と同時に日中の最高気温は33度を超え、今年の最高気温を更新しました。厳しい暑さに負けず頑張ってまいりましょう。
 週末の模様から7月第5週〜8月1週の狙い目をピックアップします。今週は茨城県から!

◎鹿島のルアー青物が好調。イナダ、カツオに加えてサワラも!
 先週、紹介した鹿島港の不動丸に続いて幸栄丸や桜井丸でもルアー青物で出船。週末はイナダやカツオが主体でしたが、シケ後の海ではサワラが好調に釣れています。ナブラや跳ねも見られるので今後も楽しみです。

◎飯岡のカツオは良型ぞろい、トップウォーターゲームでも!
 幸丸ではルアーカツオで出船。25日は3〜8.2キロのカツオをトップ5本。ジギングだけでなく、ポッパーやフローティングペンシルなどのトップウォータープラグにもアタックしており、盛り上がりをみせています。それから銚子・飯岡のヒラメは浅場で数・型ともに文句なしの釣れっぷりです。

参照:九十九里飯岡幸丸

 

◎外房のルアー青物はヒラマサジギングのほかカツオ、キメジ狙い
 茨城、飯岡と続いたので外房のルアー青物も気になりますよね。こちらはヒラマサジギングがメインですが、カツオ、キメジ狙いでも出船しています。勝浦川津港の不動丸や宏昌丸ではキメジやカツオが揚がっています。トリヤマやナブラは見られるので今後も目が離せません。

◎南房のイサキは連日規定数達成、内房のスルメイカも順調
 外房〜南房の全域で好調をキープしているのがイサキ。連日規定数の50尾と高位安定しています。内房ではスルメイカが上昇気配。洲ノ崎〜白浜沖の水深140〜180メートルで順調に釣れていて、まだまだ楽しめそうです。

◎東京湾はタチウオが好調、マダコもまだまだ乗りまくり
 東京湾のタチウオはエサ釣り、ルアーともに好調。釣り場は大型の実績が高い観音崎〜走水沖の水深60メートル前後です。川崎の中山丸では27日、ルアータチウオで134.2、134センチのほかに120センチオーバーが数本という大型ラッシュ!
 マダコは引き続き乗りがよくお土産十分。横浜沖のアジや盤洲沖のシロギスは引き続き好調で、数釣りのチャンスです。

参照:東京湾奥川崎中山丸

◎三浦半島〜相模湾では生きイワシとルアーのキハダ船
 今週も生きイワシとルアーのキハダ船の情報が飛び込んできましたのでダイジェストをお届けします。
 三浦半島宮川の二宮丸では26日、生きイワシ船で出船、28キロを頭に船中3本。長井漆山港の昇丸では23日、生きイワシ船で3本、なんとバショウカジキをゲット。葉山あぶずり港の長三朗丸では26日、生きイワシ船で20〜30キロを2隻で計12本、同港の秀吉丸でも24日、18〜28キロを2隻で計25本キャッチ。相模湾平塚港の庄三郎では26日、ルアーシイラ船でキハダのボイルの遭遇し、盛り上がってまいりました。
 8月1日にはいよいよコマセ釣りが解禁です。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。

参照:相模湾平塚港庄三郎丸

◎駿河湾マルイカ&タチウオ、新潟県はアカイカ!
 最後は夜釣り。沼津沖ではマルイカとタチウオが狙い目。新潟県では間瀬港の光海丸m柏崎港の海龍丸、直江津港の謙信丸や名立漁港の海遊丸でアカイカ(ケンサキイカ)が順調に釣れています。新潟でも28日に出船しましたので、

 さて、今週、気になったのはやはり外房と相模湾のルアー釣りによるキメジ、カツオ。そして8月解禁のキハダのコマセ釣り。あと3日です。キハダファンの皆さん、準備はよろしいですか?
 夏真っ盛りという感じになりましたが、とくに30度を超える真夏日では熱中症に気を付けましょう。水分を多めに取って釣りを楽しんでください。
 それではまた来週お会いしましよう!