◎近田憲男

 台風15号により被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
 台風が通過して二週週間がたちましたが、千葉県では依然として5400軒(23日14時現在)あまりが停電しており、復旧作業は進んでいるようです。

 電気、電波状態が悪い中、ホームページにて更新してくださっている内房〜南房エリアの船宿さんから近況を集めました。

内房〜南房エリアで出船を予定している船宿
(つり情報船宿データベース・9月23日調べ)

◎内房エリア

上総湊港・加平丸(24日より再開)

金谷港・岡澤釣具光進丸(25日より再開)

金谷港・勘次郎丸(23日より再開)

保田港・村井丸(25日より再開)

 

◎南房エリア

洲ノ崎港・佐衛美丸(25日以降出船の予定)
問い合わせは☎080-8095-1991

 

相浜港・松丸(28日より再開)

江見港・新栄丸(25日より再開)

 

内房〜南房エリアで出船を見合わせている船宿
(つり情報船宿データベース・9月23日調べ

竹岡港・豊国丸

洲ノ崎港・六平丸

西川名港・竜一丸

 

・台風15号により被災された地域の皆様の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 

 

 

関東周辺の沖釣り模様、今週の狙い目

週末の模様から9月4週の狙い目をピックアップします。まずはキメジ・カツオ船が絶好調の相模湾から。

相模湾のキハダ・カツオ船
50〜60キロ級がフィーバー

 相模湾のキハダ・カツオ船はキハダが大型化するシーズン後半に突入し絶好調です。9月中旬からに40キロ級が釣れ上がり、20日を過ぎると50〜60キロ級も交じり始めました。記録更新を目指しているなら今がチャンスです。
 三浦半島剣崎間口港の喜平治丸では21日、67.9キロ、全長160センチ、同宿のレコードがあがりました。同日、茅ケ崎の沖右衛門丸で67.3キロ、網代・ゆたか丸では61キロ。23日は小田原早川港・坂口丸では23日は60キロがでました。

参照:三浦半島剣崎間口港喜平治丸

日立の一つテンヤマダイ堅調
鹿島沖のルアー青物はチャンス
 日立沖のテンヤマダイは水深20〜30メートルでトップ10枚を記録するなど好釣果に恵まれています。ほかにメバル、マゾイ、マハタ、アイナメ、ホウボウ、ワカシ、ハナダイ、ウマズラハギなどが交じりクーラーが賑やかになりますよ。
 ルアー青物はワラサとイナダがジギングで順調に釣れています。秋は数が狙えますので入門者に最適です。

銚子〜大原のヒラメが好調
大原のフグは規定数達成!
 銚子〜大原の全域でヒラメが好調です。なかでも銚子、飯岡ではトップ10枚以上と数狙いの方におすすめです。
 外房大原ではショウサイフグが絶好調。敷嶋丸では22日、太東沖25メートル前後で18〜35センチをトップ80尾で規定数に到達し、今後も有望です。

 

参照:外房大原敷嶋丸

 

東京湾はタチウオが高位安定
ルアー青物五目がスタート!
 東京湾のタチウオはエサ、ルアーとも好調で、富津沖や小柴沖の浅場で数釣りが楽しめます。
 ルアーといえば千葉寒川の守山丸ではルアー五目がスタートしてキャスティングでサワラ、イナダ、シーバスを狙って出船中です。24日からは渡辺釣船店でルアー青物船が開始、こちらは60〜120グラムを使用し、ジギングでイナダ、ワラサ、サワラを狙います。

相模湾でイナダが絶好調!
城ケ島沖のヤリイカも期待
 相模湾でキハダ・カツオ船の次に注目したいのがイナダ船。カンパチ、マダイ、イサキ、アジ交じりで入れ食い。コマセ釣りがメインですが湘南片瀬港の萬司郎丸や平塚港の庄三郎丸など船宿によってはルアーも同乗できるのでジギングで楽しめます。
 三浦半島城ケ島沖でヤリイカが好調。多点掛けも見られて今後も期待しましょう。

東伊豆でマダイが好調
南伊豆でも上昇気配!
伊豆半島ではマダイが狙い目です。東伊豆の伊東沖ではマダイのほかにカイワリ、イナダ、アジ交じりでお土産十分です。南伊豆の石廊崎沖の水深50〜70メートルでマダイが順調に釣れています。

夜釣りは鹿島沖のイカ釣りと
クロムツ、タチウオが狙い目
 最後は夜釣りです。鹿島沖の夜イカはスジイカ主体にムラサキイカ交じりで絶好調。内房勝山港や東伊豆の網代港ではクロムツ(ムツ)が良型交じりで好調です。沼津沖ではタチウオがおすすめでエサ釣りのほか、サーベルテンヤ、ジギングなどで楽しめます。