ども。暑さも落ち着き、マラソンシーズンに向けて練習を再開した沖藤です。
マラソンと釣りと言えば、そりゃもう福島和可菜さんを置いてほかにありません。キャストのキハダを始め大物を釣っちゃうわ、フルマラソンで3時間を切っちゃうわの、女性芸能人最速のマラソンランナー釣り師です。
彼女が陸上自衛隊員からタレントに転身した直後、つり情報でも表紙を飾っていただいたことがあるのですが、そのとき船酔いしていたみたいで、朝イチでマゴチを釣り上げたと同時に「1分待ってください!」と言って船尾へ走り、すぐに目をちょっとだけ充血させて戻ってきて、パッと満面の笑顔に変わってマゴチを持ってくれたのを今でも鮮烈に覚えています。
で、その後も1度も気持ち悪いとか、弱音を吐かずに、限界までくると「1分待ってください!」を2回ほど繰り返して、ロケを笑顔で乗り切ったんです。
で、そのときの表紙がこちら!
▲『隔週刊つり情報』2009年6月1日号
根性あるなあ。自衛隊すげぇなぁ〜と思っていたのですが、きっと、どの現場でも同じように頑張ってきたんでしょうね。
今や釣りだけでなく、マラソン、トレイルラン、登山と、色んなテレビ番組やイベントに引っ張りだこです。
ちなみにおれは和可菜ちゃんとほぼ同じ時期にフルマラソンを始めたのに、ベストは4時間ギリギリ切る程度のまま。ええ、進歩どころか、タイム伸びてますから、順調に。
マラソン好きな方、または、フルマラソンに出てみたい方、連絡くださいね(ランニングのページかよっ!)。
で、今号の表紙はこちら!
▲『隔週刊つり情報』2019年10月15日号
はい、本誌読者の皆様にとっては、ネタバレです! 短期連載企画「キハダを釣りたい!」の中尾ミクさんが、連載最終回の6回目にして、ついにキハダを釣り上げました。
この企画はキハダ初心者が「釣りたい!」と思い立ってから、道具、仕掛け、釣り方をそのつど覚えていき、キハダ乗合にデビューするというもの。
仕掛けはミクちゃん自作、もちろん船の上では自分の力でチャレンジしました。
そのプロセスを、分かりやすく項目ごとに5回にまとめたのちのファイルステージ、シップスマスト・レディースキハダチャレンジにて釣り上げました。
ひと昔前は、女性が一人でキハダを日帰りで釣りに行くなんて考えられませんでしたよね?
釣具やウエアや船など、色んなものが進歩したことなど要因は様ざまだと思いますが、何より一番大きく変わったのは女性の潜在的なポテンシャルを発揮できる環境が、釣りというジャンルでも徐々に整いつつあるということだと思います。
社会の成熟とか、業界の進歩とか、居丈高に唱えるつもりは毛頭ありませんが、沖釣りはだれにでもチャンスがあり、ガチになったら釣れる、釣れないに性別関係ありません。その象徴とも言えるのが、相模湾のコマセ釣りのキハダなのかもしれません。
じっさい、若い女性がガンガン大きなキハダをあげてますからね。
と、打っていたらあらまぁ、今日は茅ケ崎で初めての女性がキハダを釣りあげているじゃありませんか!
こりゃ、どこまで行くか分かりませんよ、今年のキハダは。今からでも遅くありません。「キハダを釣りたい!」と思い立ったら、チャレンジしてみてください。
その際はぜひ、今号と、8月1日号〜10月1日号までのバックナンバーにて、「キハダを釣りたい!」をご覧になってくださいませ。Amazonほかで購入できます(宣伝、宣伝)。