◎内山高典

 

 女性限定のキハダの釣り大会「シップスマストCUP2019レディース鮪チャレンジ」に参戦して念願のキハダを釣り上げ、『隔週刊つり情報』10月15日号の表紙を飾ったミクちゃんこと中尾未来さん、改めておめでとう!

 解体して分けてもらったミクちゃんが釣ったキハダ、めっちゃおいしかったよ!

「ミクちゃんのキハダ釣り大会激闘レポ」、ぜひ本誌をご覧ください。

 

大会表彰式を終えて。写真右からシップスマストの金子マミさん、ミクちゃん、本誌内山

 

 

 さて本題。当日ミクちゃんがエントリーした船の参加者は大半が貸し道具で、キハダ釣りが2~3回目というビギナーも多数。

 天候が悪かったこともあり苦戦が予想されました。しかし、流し込みでスタートするとヒット連発。

 ミクちゃんを含むタックル持参組が2名、手巻きリールの貸し道具組3名の合計5名が20~30キロ級を釣り上げる快挙です。

 ハリス切れなどを含むヒット数は20回以上。食い気のある群れに当たったこともあると思いますが、これほどアタリが多かったのは、参加者の皆さんが船長の指示ダナやアドバイスをしっかり守ったからだと思います。

 仕掛けは全長4.5メートル、指示ダナは上から40メートル。船長のアドバイスどおり、皆さんリールの水深カウンターではなく、道糸の色変わりとマークで正確にタナに合わせ、常にタナにコマセを効かせるようにまめに仕掛けを入れ替えていました。

 船長いわく、一人でも指示ダナより仕掛けを下げてしまうと、キハダはコマセカゴを嫌って船下に入ってこないそうです。

 コマセ釣りでは当たり前のことですが、指示ダナをしっかり守ればチャンスは増えるはず。いよいよ相模湾のキハダもラストチャンス、船中一丸となって大物を釣り上げしょう!