◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

 ちょうど昨日、宮澤さんの連載取材で外房大原へヒラメ釣りに行ってきたんですよ。結果は台風後で状況が悪く大苦戦だったんですが、まあその模様は11月15日発売の本誌つり情報12月1日号でご覧ください。

 で、いよいよタイムアップとなったそのとき、船長とちょっとした話をしたんですね。以下、その会話を再現してみましょう(一部誇張あり)。

K「やっぱ今日もダメでしたね」

船長「そうですね。Kさんのお土産ないから、イワシ持って帰ったらどうです?」

K「えっ、エサですよ」

船長「大っきくておいしそうじゃないですか」

K「持って帰る人いんの?」

船長「たまにいますよ」

K「確かに何回か見たことあんな。でも、エサのイワシって長持ちさせるためになんか投与してるって話もあんじゃん」

船長「そんな話も聞きますね(ニヤリ)。でも、エサ屋さんにもよると思うんですよ。ここのは大丈夫だと思いますよ。持って帰った人が具合悪くなったなんて話も聞かないし……」

K「え~、どうやって食べんのよ?」

船長「やっぱ刺身じゃないっすか(再びニヤリ)」

K「ん~、じゃあ試してみっか(やや後ずさりしながら)」

さっきまで生きてたから目が新鮮ですね

 というわけで、イケスから船長が選り分けておいた大羽のイワシを5匹持って帰ってきたんですね。今のイワシは大きめで、大きいのは20センチくらいあるんですよ。まな板に並べてみると、見た目は悪くない。さばいてみても、臓物に変なものが入っている気配はないし、臭みは全くない。ただ、切った感じ、そんなに脂が乗ってるわけでもなさそう。

身質は悪くなし。臭みも全くありませんでした

 で、刺身、炙り、塩焼き、しそ巻きフライの4品で試食。

刺身に切った感じはおいしそう。炙りは軽く酢締めして、念には念を入れたら炙りすぎたかな?
しそ巻きフライは見た感じおいしそう!
イワシといえば丸焼きっしょ!

 ん~、まずくはない。でも、おいしくもない。エサだと思って食べてるからかもしれないけど、なんかイワシならではの味がないんですよね。言い換えるとサッパリしてる感じ? 個人的にはナシかな~。マゴチのサイマキエサなら喜んで持ち帰るんですけどね。

今現在、体調に異変はありませんが、お試しされる方は必ず自己責任でお願いね

 あ、オレも試してみようかな? って思った人、

くれぐれも自己責任でお願いします。

 ではまた来週、バイナラ~。