◉沖藤武彦
ども。温泉旅行に行ったはいいものの、温泉と酒で目が覚めて寝不足になり体調がよくなったのかどうか分からない沖藤です。
とはいえまあ、露天風呂が気持ちいい季節になりました。木枯らし一号は吹かなかったようですが、沖はすっかり冷たい北風が吹いて冬模様、もう、関東も防寒着ですね。
冬になるほど期待のヒラメ
注目は〝アジブリ〟?
さて、天候が冬型で落ち着く11月、秋から冬を代表するヒラメ、ブリ&ワラサがオススメです。
ヒラメはシケや濁りの影響も収まり、茨城県南部、通称鹿島沖から銚子、飯岡、片貝、大原と全域で上り調子、これから水温が下がり、安定してくればさらに上向くハズ。
ブリ&ワラサはコマセ釣りのワラサが東伊豆、剣崎、南伊豆で快調、ブリは三浦半島〜相模湾の落とし込みやアジ乗合でのハモノ狙い(アジ泳がせ)で、コンスタントに上がっています。
東伊豆のイカブリはここ数年予測が難しい状況が続いていますが、こと、相模湾、三浦半島のアジ船での泳がせは、数は出ないながらも安定しており、「アジブリ」とも呼べるほど。
同様に三浦半島などでヤリイカを釣って泳がせるイカ泳がせも、ブリ狙いとして注目です。
いずれも生きエサの釣り。以前は…いや、今なお、マニアックなジャンルですが、今後はどんどん広がりそうな気がします。
氷ダコの表紙とボツ写真
さてさて、今日11月15日は『隔週刊のつり情報』12月1日号の発売日です。
先週の編集日誌・木曜版で、加藤記者が書いていた「氷でハンパに弱らせたマダコ」の表紙がこちらです、ドン。
▲『隔週刊つり情報12月1日号』本日発売です
これ、生きたマダコの撮影をやったことがある人(まずいないっすよね)なら分かると思うのですが、コレを1人で撮るのはホント、大変です。
と、これは苦労が日の目を見た例。その何十倍もの写真が、ボツになってるんですね。
で、今号で印象ぶかいボツ写真がコレ。
連載「富所潤のFishn'graph」にて、ドローンで撮影した写真。コレ、船を走らせてもらってドローンで並走して撮っているのですが、結構、手間がかかっているうえ、富所潤さんにはミヨシでポーズを何回もとってもらってるんです。
「先生、ちがいます、もっとタイタニックっぽく!」とか、寒い中さんざんポーズとらされて、ボツです。先生、ごめんなさい?♂️
でも、これがボツになるってことは、本誌連載の出来は期待してください。
と、宣伝したところで、今日はこれから「釣り人のための舟盛り教室」の撮影なので失礼します。
それでは皆さん、よい週末を!