◎近田憲男

 こんばんは。冷たい雨が降り続いた土日、令和元年の週末を振り返るとはあまり天候に恵まれなかったような気がしてならない近田です。
 さて、12月を前に、今週も月曜日がやってまいりました。今週の狙い目は、先週に引き続き、最も注目しているワラサから!

 

 

◎城ケ島沖でワラサが本格化!
小網代でカワハギが好調

 

 城ケ島沖では船団が形成され、いよいよ本格化した剣崎出船のワラサ。連日のようにトップ5本前後で魚影は濃厚、魚探に反応が映ると次づきに竿が絞られる光景は圧巻です。
 本格化といえば小網代のカワハギが上向いてきました。小網代港の丸十丸では24日、16〜28.5センチを頭23枚、一荷で釣れることもあり、今シーズンで一番の釣果となり今後が楽しみです。

 

参照:三浦半島小網代港丸十丸

 

 

 

◎内房はマダイとワラサの両狙い
富津のマダコは好スタート!

 

 内房のワラサはマダイとワラサの両方を狙うスタイルで保田〜富浦沖へ出船しています。船宿によりコマセ釣りのほかにアジの泳がせでも狙うことができ、ブリ級のチャンスもあります。
 富津のマダコがスタートしました。富津港の川崎丸では9月中旬以来の再開となった25日、0.4〜2.4キロをトップ7杯。ウネリが高く釣りにくかったそうですが海が穏やかになればチャンス!

 

参照:内房富津港川崎丸

 

 

 

◎鹿島沖のヒラメは絶好調
大洗のマダコも好期

 

 鹿島沖のヒラメは好調ながら、週末はウネリが高く近場の限られた場所での釣りとなりながらも5キロ前後が釣れています。シケ前は1〜1.5キロを主体にトップ10枚の規定数に迫る釣れっぷりでしたので、海が穏やかになれば今後も期待十分。
大洗沖ではマダコが好調。水深25メートル前後を狙い、トップ10杯前後。2キロ級も交じり、今後も目が離せません。

 

◎銚子〜外房でヒラメ快釣!
九十九里、大原のマダイ好調

 

 銚子から外房ではヒラメが狙い目。週末はウネリが高く出られなかったものの、先週一週間の模様はトップ5枚前後で推移。海さえ穏やかになればチャンスはこれからです。
 飯岡や大原の一つテンヤマダイが好調。ここにきて数釣りが楽しめそうです。サイズは0.5〜1キロ前後が主体で、トップ5枚以上。ゲストも多彩でクーラーが賑やかになります。

 

◎東京湾ではアジ、イシモチが盛況
ルアー船ではサワラが好調キープ

 

 東京湾では川崎〜横浜沖や猿島沖のライトアジ、横浜〜本牧沖のイシモチなど数釣りが楽しめるのでファミリーやビギナー連れにおすすめです。
 注目はルアー船のサワラ。船橋沖でナブラや鳥山も見られ、シーバスやイナダ、タチウオも交じります。この勢いのまま12月に突入しそうです。

 

◎相模湾のイナダ絶好調!
江ノ島、小田原沖のアマダイ順調

 

 相模湾で連日安定しているのがイナダ船。ビギナー連れのグループで盛況です。釣り場は江ノ島〜鎌倉沖、茅ケ崎沖や小田原沖など各地で好調に釣れています。
 江ノ島沖や小田原沖のアマダイも狙い目。40センチオーバーの大型も交じり、トップ10尾前後。オニカサゴ、イトヨリ、ホウボウ、カイワリ、ヒメコダイ、レンコダイ、ムシガレイ、アジ交じり。

 

 

◎南伊豆ではマダイが好況!
ゲスト多彩で土産十分

 

 南伊豆ではマダイ船が順調。石廊崎沖の水深50〜70メートル前後を狙い、トップ3枚。5キロ級のワラサが交じるほか、ハナダイ、イナダ、イサキも顔を見せてくれクーラーが賑やかになるでしょう。

 

 

◎駿河湾は夜釣りの
タチウオがおすすめ

 

 最後は夜釣り。沼津〜田子の浦では夜釣りのタチウオが引き続き好調。指幅2.5〜4本級を頭30本前後。エサ釣りのほか、サーベルテンヤ、ジギングなどでも釣れています。