◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

今週は12月28日発売(1月15日号)の忍塾THE・ムービーの取材で相模湾小田原早川港の坂口丸さんへアマダイ釣りに行ってきました。結果のほうは本誌発売までしばしお待ちいただくとして、そこで世にも奇妙な? 物体に遭遇したんです。

 忍のペットではありません。ネコ? クマ? イヤイヤ、最初は忍もイヌって呼んでました(←本人はド否定)。

コイツです。一体なんに見えます?

 ま、それはこの際どうでもよろし。問題は、この物体がなんでこんなとこにいるのか? いやブラ下がっているのか? である。

こんな感じでトモの軒下に吊り下げられていました

 察しのよい方ならもうお分かりでしょう、実はコレ、トリ避けだそうです。確か葉山の某船宿ではフクロウを飾ってましたね。で、このトリ避け、釣りの最中にカモメが寄ってこないようにするためのものかと思っていたんです。分かりやすい例でいうと、ヒラメ釣りで死んでしまったエサのイワシをポイポイすると、カモメが船にまとわりついて、しまいには投入時に生きたイワシにまで食らいつこうとするから厄介です。ほかには今回のアマダイ釣りのように、リリースも食べることもできない雑魚が釣れてしまったとき、ついカモメに向けてポイっちゃいますよね。それが群がらないようにするためのものと思っていたんですよ。

 実際にはカモメ避けではなく、カラスやハトを含めたトリ避けだそうです。港に船を係留していると、自分家のおトイレだと勘違いしたトリちゃんたちが寄ってきて、フンフンフンってしちゃうことがけっこうあるんですって。いわゆる糞害ですね。フクロウやイヌ以外にも、CDなんかをブラ下げることもあるようです。

 で、効果のほどは……敵もさる者、ちょっとすると慣れちゃって、あんまり効果はないとか。

これがホントの被りネコ。なんのこっちゃ

 チッて感じですよね。だからトリなんか嫌いなんだよぉ~。と、話があらぬ方向へいったところで、ではまた来週、バイナラ~。