◉沖藤武彦

   ども。今日から幕張メッセで開催されている東京オートサロン2020に行ったはいいものの帰りに駐車場で自分のクルマを見つけられず、会場と合わせて計2万歩も歩いちまった沖藤です。

   いやあーメッセの駐車場ってだだっ広いから見失いますよねぇ。ディズニーランド状態っすよ。

 その点、来週金曜日からパシフィコ横浜で開催される「釣りフェスティバル」は、電車で行くので安心。というか、会場近くの道路や駐車場は混雑しますから、電車でのご来場がおすすめです。

 

   いきなり握り寿司の写真でスミマセンが、これ、正月に撮影で訪れた南房総のハイウェイオアシス富楽里の売店で見つけて、即、購入したものなんです。

   地元で水揚げされた魚を使っている店で、寿司ネタも南房富浦産。そのネタが、個人的に魚ギョ!だったんです。

   おっと、前置きが長くなっちゃったので、その理由は文末にて。

異例の高水温どうなる関東沿岸

 さあ、年が明けてぼちぼち新年の沖釣り模様が見えてきました。

   各編集部員が日誌でお知らせしているとおり、黒潮大蛇行の影響で関東沿岸に暖かい水がさして外洋に面している場所は18度前後、20度なんて日もあり、茨城でも沖は15度以上と、異例の、いや、異常といえる高水温が続いています。

   ちなみに年末から関東周辺の水温分布はほぼ4月、初夏なみです。

   なんて言ってたら、年末に洲ノ崎沖でキハダが跳ねて、年明けて定置網に入り、1月2、3日とルアーで60キロ級をボッコボコ上げた船がありました。いやはや。

 

▲関東地方で初釣りでキハダ。しかも60kg

   そんな驚きの年明け、今度は茨城県の鹿島、大洗でタチウオ爆釣。県北の平潟では何年も前からよく釣れることがあったので不思議ではないものの、水深20メートルで連日入れ食いとなると、どこまで続くか楽しみ。もちろんこの週末もアツそうです。

   このほか、マダイ、アマダイ、マアジ、シロギス、ここ数年で魚影が濃くなってきた印象のシマアジ、イシダイ、マハタが好調。一方でアイナメ、スミイカが苦戦。

   キンメやムツなど、沖や深場の釣り物は黒潮の分岐流の影響で、速潮に見舞われなければ好調、速潮だと苦戦といったところ。これはヤリイカやスルメの沖イカだけでなく、沼津の夜マルイカにも影響しているようで、沖の潮が入って澄んでしまうと苦戦するようです。

   と、イカの話とくれば、今年も鹿島沖のヤリイカが始まりました。まだ深く、サバに悩まされる日も多く不安定ですが、この後、徐々に浅くなりつつ大型化して、昨年のようにゴールデンウイークまで続いてほしいものです。なにせ日中のイカメタル(メタルスッテゲーム)が楽しめる、貴重なエリアですからね!

   これら釣り物は「釣り物&船宿検索」で簡単に探せますので、ぜひ。

↓こちらです

http://pc.tj-web.jp/search.html

   とまあ、しょっぱなから激動の予感、というか激動といえそうな今年の関東の海。で、くだんの南房富浦で見つけた寿司ネタが、また象徴的だったんですよ。

 

   そうなんです。正月にマルソウダも珍しいけど、当たり前のようにオオニベが入っていて即買いしちゃいました。いやはや、千葉の海も変わったもんです。

   最大1メートルを超え、宮崎では大物釣りの対象にもなっているオオニベは、ここ数年関東周辺で増えていて、定着しているのでは? と考えられている魚のひとつ。釣って面白く、食べておいしい魚です。

   そいつが正月から水揚げされているとあれば、今年あたり、サプライズがあるかもしれません。

   で、コーフン気味に手にとってしまったわけですが、会計してビックリ、8カンで1680円(税込)ナリ。

   みなさんもぜひ、南房に行った際はハイウェイオアシス富楽で探してみてくださいね。

 

   それでは、よい週末を!