◎近田憲男

 

 

 

 今週も月曜日がやってきました。22日に関東地方で春一番が吹いて、翌日も海況が悪く出船できないエリアが多かったようです。というわけで本日の模様を中心に2月最終週の狙い目をピックアップしていきます。まずはシケ後も絶好調の南房〜内房のヤリイカから。

 

 

 

◎外房ではヒラメはマハタ交じりで好調
南房〜内房ではヤリイカが乗り乗り

 

 外房ではシケ後もヒラメが好調です。太東〜大原沖の水深15メートル前後を狙い、0.5〜3キロをトップ5枚前後。注目のマダイは潮が流れず1キロ前後をトップ3〜5枚にマハタ交じりで落ち着いています。
 南房~内房ではヤリイカが絶好調です。白浜沖の水深140〜200メートルで25〜50センチをトップ50杯前後。4点、5点、6点掛けも見られて盛り上がっています。サバに備えて直結仕掛けを用意しておきましょう。仕掛けはプラヅノ11センチ、14センチ。オモリ150号を使用。

 

参照:内房勝山港新盛丸

 

 

 

 

 

◎鹿島沖のヒラメは型、数ともに

文句なしの釣れっぷり

 

 

 鹿島沖のヒラメは大型狙いのチャンス! 鹿島港の利喜丸では22日に9.1キロをキャッチ、24日は8.6キロを頭に4〜5キロ級交じりでトップ10枚。シケ後はイワシの群れに着いたヒラメ狙い、型、数ともに文句なしの釣れっぷりです。
 ヤリイカは谷間に入った模様ですが、反応はあるので今後に期待しましょう。

参照:茨城県鹿島港利喜丸

 

 

 

 

◎三浦半島ではヤリイカが本格化
マルイカは潮次第で期待十分

 

 

 三浦半島剣崎出船ではヤリイカが本格化。沖ノ瀬〜洲ノ崎沖の水深170〜210メートルを狙い、25〜55センチをトップ30杯前後。ジャンボサイズが多点で掛かる流しも多いそうです。
 気になるのがのマルイカ動向。目下は城ケ島西沖を狙い、速潮と澄み潮のため一服状態となりましたが、反応があるので潮次第で今後も期待十分です。

 

 

 

 

◎相模湾のアマダイは高位安定
多彩な魚種が狙える泳がせ根魚五目が盛況

 

 

 相模湾ではアマダイが安定して釣れています。江ノ島沖の水深70〜85メートル前後を狙い、25〜45センチ前後をトップ10尾前後。まだまだ十分楽しめそうです。
 注目は茅ケ崎港のちがさき丸で看板を掲げている泳がせ根魚五目。24日はヒラメ0.6〜2.3キロを頭3枚、メバル24〜27センチを頭3尾、カサゴ20〜27センチを頭8尾、アカハタ20〜35センチを頭3尾など多彩な高級魚が交じり土産十分です。

 

参照:相模湾茅ケ崎港ちがさき丸

 

 

 

 

◎九十九里飯岡のマダイが上昇気配
コマセ釣りのハナダイも高位安定!

 

 飯岡沖ではマダイが好調です。飯岡港の幸丸では24日、水深35メートルを狙い、一つテンヤで0.3〜1.4キロのマダイを頭11枚。三次郎丸ではタイラバで同サイズを頭10枚で上向いてきました。
 飯岡港ではコマセ釣りのハナダイも狙い目です。隆正丸では23日、飯岡沖の水深30メートルで20~35センチを頭34枚、アジ、イサキ、ホウボウ、イシダイ、メバル、サバ、イナダ交じりでクーラーが賑やかに。

 

◎東京湾ではタチウオが再浮上
マゴチの模様が上昇気配

 

 

 東京湾ではタチウオが再浮上。釣り場は海堡周りの水深50メートル前後や横須賀沖の水深60メートルを狙い、75~110センチを30本前後。反応はバッチリあるので今後も有望です。
 マゴチの模様が持ち上がってきました。大貫沖では35~55センチをトップ5尾前後。八景島沖を狙っている東京湾奥金沢八景の一之瀬丸では24日、40~56センチのマゴチがトップ13尾をマーク。これからも目が離せません。

 

参照:東京湾奥金沢八景一之瀬丸

 

 

 

◎東伊豆ではヒラメが有望
南伊豆はイサキが好模様!

 

 

 東伊豆ではヒラメが順調。網代港のつちそう丸では23日、2.6キロを頭に船中2枚。宇佐美港の第2三好丸では伊東沖の水深30〜60メートルで2キロのヒラメをゲット。
 南伊豆ではイサキ好模様。須崎沖の水深25〜35メートルで25〜30センチを頭50尾前後と安定して釣れているので今後も楽しみです。