◎沖藤武彦

 いやはや、皆さん大変だと思います。そう、新型コロナウイルス。

    色んな所で対策が後手に回ったって言われていて、まあ、実際そうだと思いますが、確かなことは「待ったなし」で「前例なし」ってこと。悪者探しして愚痴る時間があるなら明日のこと考えなくちゃってことで、編集部でも今週からテレワークを導入したんです。

 当然準備不足で不備だらけなんですけどね、ぶっつけ本番で見えてくる課題を各自が認識していかないと必要なモノも分からなければ意識も変わらないってことで、やってみました。

 個人的には、自宅でノートパソコンのセットアップとアップグレードでドタバタしましたけど、普段使っていなかった脳の機能を使っているみたいで、それなりに充実しています。ただ、ネコが一緒にいると、つい遊んじゃうんですよねぇ。勤務時間にネコですから、猫カフェで仕事してるようなもんです。いやあ〜困った。

    この先5Gが普及すると、距離と時間の概念がもう一段階変わるんでしょうね。どうなることやら。

 変わるといえば、4月15日発売の『隔週刊つり情報』創刊1000号を機に、月に1回、つり情報主催の釣り教室を開催することになりました!

その名も「沖釣りカレッジ」。

 ※2月29日発売の3月15日号にて掲載しています。

 正月のBIGプレゼントアンケートにて読者の皆さんから最も多く寄せられた「やってほしい企画」が、「釣り教室」と「釣り大会」で、前号(3月1日号)「誌上企画会議」にて宣言したとおり、本誌で活躍していただいているプロやインストラクターの方に直接、手取り足取り、釣りを教わることができる釣り教室を開催する運びになったわけです。

 

 講師は上記告知にある11名で、まずは第一期と呼べるローテーションにて、適宜変更を加えながら、よりよい釣り教室にしていければと思っています。

 また、沖釣りカレッジの模様は本誌で取材し、特集記事として掲載するほか、YouTubeつり情報チャンネルにて動画配信を予定している回もあります。そうそう、天候によってはドローンでの空撮も行いましょうね。

 ボート以外は一隻の仕立船で、実釣はもちろん、出船前後にディスカッション、座学ができればと考えています。

    ただ、宮本英彦さんの教室は「巌流島」スタイルでガチの大会にしても面白いかなあ…と思うし、各担当講師、担当編集のアイデアも出てくると思うので、どうなるかはお楽しみに!

 応募フォームや準備など、諸々の関係で、教室は5月中旬からスタートとなります。

    そのトップバッターはヨッシーこと吉岡進さんで、今、関東でも注目されている「スーパーライトジギング」がテーマ。すでに日程、船宿さんとの調整も完了しています。

応募要項の発表と募集開始は

3月14日です。

 そうそう、明日2月29日は『隔週刊つり情報3月15日号』発売日です。

    巻頭特集は「マルイカ」。2020とマルをひっかけて、タイトルは「マルイカ・二ーマルニーマル」。

 釣れ具合はもちろん、釣り方やタックルのトレンドが常に変化しているマルイカの今年の出足から見た「今風のゼロテン」を紹介、悩める釣り人が「楽しく」悩める一助になること請合いです。

 さて、と。

    社会情勢がめまぐるしく変わる昨今、皆さん、肩や背中が凝っていることでしょう。

 そんなときはぜひ、沖釣りに出かけて、ついでにキャビンでブラ下がり健康法を試してみてください。

    必ず座ったまま、手すりをつかんで船の揺れに身を任せると……。

注)完全にブラ下がると手すりが破損する恐れがありますので必ず座った状態で行ってください。

 ほうら、肩と背中が軽くなったでしょ!(本当)

     ではでは、今から外房大原に「イワシトルネード第二幕」を求めて突撃してきます。

    モニターばかり眺めていても面白い記事は作れませんからね、空と海と気持ちのいい船長と釣り人たちと笑って過ごしてきますわ!

    今日は、大ダイ釣るよ!(まあ、先週はすべったってことで)

 

 それでは皆さん、ユーモアだけは忘れずに、よい週末を!