ども! 三寒四温なんて言いますが、ちょっとシケの多い今日このごろ、先日、久しぶりに船酔いで撮影続行不能寸前に陥った沖藤です。

 いやはや。この仕事をしていると船酔いには強くなるものなんですけどね、シケの海で魚やイカと道具を並べて撮っていると、たま〜に目が回ってしまうことがあるんです。もう空がグルグル回って大変っすよ。

 とはいえ、ほぼ23年間船での撮影をやっていて、これでまだ3回目ですから、まあ強いほうだとは思いますし、ゲーしていないから船酔いのうちに入らないのかもしれませんが、思い返すと船酔いした日はシケは当然として、すべて「寒い雨の日」なんです。

 雨の日は首からカメラをぶら下げて、濡れないようレインウエアの中にしまっているんですけど、たぶん、それが頸部を圧迫して三半規管に悪影響を及ぼして船酔いするんじゃないですかね。まあ、皆さんも、雨の日は防寒も大切ですけど、首回りは圧迫しないよう気を付けてくださいね。

 てなわけで、明日は『隔週刊つり情報4月1日号』の発売日です!

 

 

 表紙はヨッシーこと吉岡進さん。そういえばこの日も、寒い雨の日だったんすよ。

 でも、東京湾のタイラバはアタリも多くて、そりゃもう楽しかったんです。

 

 

 ……あれ? これはバラシたときのカットだな。まあいいや。とにかく、バラすほどアタリが出てマダイが釣れたこの日の模様は、最新号の連載「#テンション高まる」で、た〜っぷり紹介しています。

 

 で、ここでは本誌に載せきれなかったネタを。

 

 実はこの連載、主役のヨッシー、ライターの高橋剛、カメラのワタクシのほかに、準レギュラースタッフがいるんです。

 それがこの方、イソメマン鹿島!

 

 エサ問屋、餌勝商店の社長で、日々釣りにいそしみエサと釣りの研究をして日本はもちろん海外にも行っちゃう人、まあ、単なる釣りばかなんですが、鹿島社長はとにかく「イソメ」にこだわる人で、もう、どこに行ってもイソメを使うんです。

 ちなみに当連載はルアーメインなんですけどね、そんなこたあお構いなしに、イソメをブッ込んでは自爆したり意外な結果を出して皆を喜ばせてくれるんです。

 で、この日、タイラバ&タイジグで攻めまくるヨッシーと、アタリの数ではほぼ互角だったのが、イソメマンのリグ。それが、これ!

 バレットシンカーにサルカンでタイラバ用フックを接続した「イソラバ」です。

 アオイソメはオレンジとグリーンを用意、長さ、色、ボリュームを調整し、後半は落とすたびにアタリが出るようになりました。

 エサだから釣れて当たり前、と思うかもしれませんが、この日、テンヤ(エビ)は1枚釣れれば御の字、タイラバでガンガンアタリを出させるヨッシーの独り勝ちかと思われた状況だったので、イソメの反撃はタイラバの強みである「波動=動き」と「色」と、エサの強みである「臭い」「魚が執着する」が合体した、最強リグだったのではないか!? とさえ思うのです。

 ちなみに、新型コロナウイルス騒動でイソメの流通が危ういと言われている中、餌勝商店でも色いろと対策を講じて釣り人の皆さんに楽しんでいただけるよう、イソメ始め各種エサを取りそろえているそうです。頑張れ、イソメマン!

 で、主役のヨッシーですが、この写真、見てください。

 タイラバなのに片手に竿を持って合わせています。

 詳しくは連載で説明しているのですが、一応、勘違いされないように「即合わせ」ではない、とだけ付け加えておきます。

 そのほか、ヨッシーの釣りのエッセンスは面白いものばかりなのですが、連載「#テンション高まる」は、今号をもって終了いたします。

 じゃ、さようなら、ヨッシー。

 

 で、4月15日発売の『隔週刊つり情報5月1日号』の

創刊1000号記念号より

ヨッシーの新連載がスタートします!

 内容をザックリ言うと、入門ハウツー。

 ヨッシー&高橋剛に、今シリーズから編集部チカダがメインカメラマンを務めます。皆さん、引き続きよろしくお願いします。

 

 そうそう!  3月14日から第1回沖釣りカレッジ「ヨッシーとSLJ体験会」の募集がスタートします。そちらもぜひ

 

 さて、新型コロナウイルス感染拡大で先の見えない世の中ですが、こんなときこそ、晴れた日は外に出て遊びましょう。あ、雨でも釣りは楽しいし、釣り物によっては狙い目ですね。

 でも、防寒で首回りを圧迫して船酔いしないよう気を付けてね!

 

 それでは皆さん、よい週末を!