◎沖藤武彦
ども! ラニングしていて小学生に抜かれてムキになって走っているうちに10㎞の自己記録を更新してしまった沖藤です。
もうね、一斉休校の影響かランニングコースに子供が多いんですよ。まあ、悪いことじゃありませんけど、おっさんランナーとしては負けていられないわけですよ。
あ、釣りの話でしたね、はいはい。
目隠しして「利きリール」?
今年の釣りフェスティバル関連の動画で、有名インストラクターがシマノの「NEWツインパワー」と「ステラ」を目隠しして回して「こっちがステラ!」と当ててたのを見たことあります? あれはNEWツインパワーの仕様が外見も含めほぼほぼステラで、出来も非常によくて、ステラと変わらないんじゃない? なんて声まで出たものだから、じゃあ試してみっか! とやってみたモノで、数名全員がズバリと言い当てていました。
へー、やっぱりステラってすごいんだなあーと思ったワケですが、実はワタクシ、ショーの会場でハンドルを回して、ほとんどその違いが分からなかったんです。まあ、交互に回したわけではないけど、それだけNEWツインパワーの出来がいいワケですよ。
で、4月1日発売号の巻頭特集の新製品による実釣企画で、このNEWツインパワーを使うことになりまして、メーカーさんから借り受けたんです。
さっそくやってみましたよ「利きリール」。NEWツインパワーVSステラ。
別に目隠しされて拉致された人質じゃないですからね。
まず片方をクルクル……
そしてもう一方をクルクル……
何回かやってみたけど。
違いが分からなーい!
(ハズキルーペCMの渡辺謙風に)
ちなみにステラは2年ほど使って使用感が少し出ているかも。もしかして、それが影響したのかな?
なんて思いつつ、実釣では三浦半島の佐島へティップランに行ってきました。
で、ここでもツインパワーVSステラの「利きリール」をやってみると……
いやコレ、めっちゃ
分かりますがな!
実釣で同じ餌木を付けて同じ場所で使い比べると、ツインパワーとステラの違いはすぐに分かります。
どう違うのか?までは次号のネタバレになっちゃうので書けませんが、
ツインパワーもステラも
いい意味で違う!んです。
▲ちなみに次号の巻頭特集ティップラン編の実釣パートでは仕事人・山中陽介さんの「ビッグアオリ攻略法」を紹介しています
で、翌日、連載「親子でゴー」の取材でシロギス釣りでも使い比べてみたのですが、やはり……
空巻きでは
ツインパワーとステラの
違いが分からなーい!
(高橋剛&蒼一郎。くどいようですがステラは2年間使ったものです)
でも、オモリ15号を付けて釣ると……
簡単に分かります!
いやあ~リールって、本当に深いですよ。面白い!
機会があれば、ぜひ、モノコックボディで各段にコンパクト&高剛性化したダイワの「イグジスト」と「セルテート」そして「ルビアス」を利きリール&実釣比較してみたいなあ。
あ、ちなみに4月1日発売の『つり情報4月15日号』では、電動リール、各種ロッドの新製品実釣インプレッションが盛りだくさんですので、お楽しみに!
と、いったところで今週もアッと言う間に終わってしまったわけですが、
週末のイチオシは
やっぱりヤリイカ
今日は予報が悪く、西風で海も悪かったようですが、茨城のヤリイカは順調だった模様。
注目は数日前より復活宣言の出た外房で、水深120~140メートル前後と、例年よりやや浅めで釣れています。一気に盛りあがってほしいものです。
▲外房大原港・長福丸ホームページより。新太郎さん、直結で楽しんでますがな
また、目下一番人気の洲ノ崎~白浜沖のヤリイカは、スルメ交じりで絶好調を維持。内房、南房、東京湾、三浦半島各地から出船していますが、週末の予約は空いてるかな? というぐらいの人気っぷり。
茨城は鹿島の南と北の2箇所で釣れていて、いずれも水深70メートルを切ってきました。
こうなると、道糸2号以下、オモリ80号前後のライトヤリイカも快適で、釣り方をマルイカのようにアレコレ工夫して「掛けていく」釣りが楽しめます。
個人的には、一足早くイカメタルしてきましたよ。ちょっとだけ。
やっぱり、釣りは面白いですね!
ランニングコースのある県立公園の池をちょっと深く掘って、釣りができるようにしたらコースにあふれている小学生たちがもっと遊べるのになあ~なんて思いながら、明後日から連続で行く東京湾&大原の一つテンヤ&タイラバの準備を始める沖藤でした。
それではみなさん
よい釣りと、よい週末を!