新型コロナウイルス

感染拡大防止に向けた

船宿の取り組みへのご協力

◎沖藤武彦

 新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、関東周辺では対策を明記する船宿が増えています。具体的には、

●船上での釣り座を開けるよう人数を調整(予約制として間隔を2メートル取れるよう調整する、など)

●原則としてキャビンを使用しない(荒天時は船長が指示)。

●乗船時の検温。

●マスク着用のお願い

●ゴミの各自持ち帰り

●アルコールスプレーなどによる消毒、船内の清掃

などになります。船宿として新型コロナウイルス感染拡大を予防する配慮で、各船宿さんへ広まることを期待するとともに、釣行予定の皆さんにはご協力願いますようお願い申し上げます。
また、上記の対策は各自でも行うことができます。仮に、指示がなくても、自主的に行っていただければと願います。

もちろん、体調が悪いときは絶対に無理をせず、釣行を見送るようにしてください。
なお、その際は忘れずに船宿へキャンセルの連絡を入れてください。

また、今後の事態の推移によっては、首都圏でさらなる自粛要請が出る可能性も考えられます。その際は無理をせず、冷静に行動するようにこころがけてください。

  

3月末~4月上旬の狙い目

 

◎近田憲男

 

  今週も月曜日がやってまいりました。週末は海況が悪かったため、本日の模様を中心に3月末から4月1週の狙い目をピックアップします。

※なお、釣行の際は各船宿の直前情報を必ず確認してください。

 

◎三浦半島剣崎沖のマダイが絶好調
洲ノ崎沖ではスルメイカが乗り乗り

 

 三浦半島剣崎出船のコマセダイが絶好調。剣崎松輪港の成銀丸では30日、0.8〜2.5キロを頭10枚。大松丸では0.8〜3.24キロを頭12枚。トップ2ケタの釣れっぷり。


 洲ノ崎沖のヤリイカ&スルメイカも狙い目で、剣崎間口港の喜平治丸では30日、スルメイカ主体でトップ74杯。長井漆山港の光三丸ではスルメイカを85杯。今後も注目していきましょう。

 

◎南房〜内房ではヤリイカ好況
内房のコマセダイは6キロ級も

  

 南房~内房ではヤリイカが依然として好況をキープ。鴨川沖ではヤリイカをトップ50杯前後、白浜沖では40杯前後。いずれも多点掛けも多く見られて安定して釣れています。


 内房ではマダイが上向いてきました。勝山港の利八丸では30日、1〜6キロを頭5枚、保田港では同日、保田沖の水深50メートル前後で、0.7〜3.3キロを頭3枚。今後も目が離せません。

 

◎日立のテンヤマダイは

数釣りのチャンス
鹿島のヤリイカは浅場で順調

 

 日立では一つテンヤマダイが絶好調! 日立久慈漁港の弘漁丸では30日、日立沖の水深40メートル前後を狙い、0.3〜2.4キロのマダイをトップで20枚。春本番に向けて期待十分です。
 鹿島のヤリイカは海況次第で浮き沈みはあるものの順調に釣れています。目下の釣り場は鹿島沖の水深50〜60メートル前後、トップ40杯前後。浅場に移行してきたので、ライトタックルでも楽しめます。

◎飯岡でヤリイカ乗りまくり!

外房はヒラメ&マハタ活況

 

 飯岡ではヤリイカが好調です。幸丸では30日に頭95杯をマーク。オモリ120号と150号で、サバ対策として直結仕掛けも用意しておきましょう。


 外房ではイワシの回遊でヒラメが好。大原港の春栄丸では30日、0.5〜3.5キロをトップ4枚。御宿岩和田港の明弘丸では0.5〜2.1キロを頭3枚。
   マハタも注目で、勝浦松部港の信照丸では30日、0.8〜2.3キロをトップ6尾。まだまだまだ釣れ続きそうです。

◎東京湾ではマゴチが上向き

 高位安定のアジ

シロギス、イシモチも狙い目

 

 エビエサのマゴチ釣りがいよいよ本格化してきました。釣り場は海堡周りで35~50センチ前後、60センチ前後の大型が交じりでトップ10本前後と好調です。


     また、ライトアジ、シロギス、イシモチが安定して釣れており、外れなしの安定度です。

 

◎相模湾ではマダイが急上昇

  

 相模湾でもマダイはチャンス。腰越港の孝太郎丸では30日、腰越沖の水深50〜70メートルで0.4〜1.5キロを竿頭で10枚。


 また、シーズン終盤に差し掛かったアマダイは、小田原早川港の坂口丸で30日、小田原沖の水深60〜120メートルで20〜32センチを頭8尾とまだ釣れています。

 

◎4月1日は銭洲解禁。

東伊豆の遠征イサキ五目と金洲解禁も

 

 いよいよ4月1日より銭洲が解禁、12月までの遠征釣りシーズンが始まります。

     同じく駿河湾の金洲解禁、一足先にシマアジ&イサキ五目遠征がスタートした東伊豆と合わせて期待しましょう。