◎内山高典

 中深場の人気魚アカムツの模様が各地で上向いています。関東周辺で最も盛り上がっている犬吠埼沖では、40センチオーバーの良型を交えてトップで5〜10尾釣れています。

 ほぼ周年アカムツで出船する南房や東伊豆宇佐美、遠州灘福田の乗合船もいい日はトップで5尾前後と好調です。

 穴場の東京湾も狙い目です。湾奥出船のライト深場乗合では、5月中旬に船中50尾以上を記録した船もあります。今のところ久里浜沖水深200メートル前後の深場を中心に狙っているようですが、例年アカムツが産卵期を迎えて浅い海域に乗り込むこれからの時期は、水深100メートル前後の浅場でも釣れるようになります。

 

 

 アカムツのエサは定番のホタルイカやサバの切り身で十分釣れますが、イカタンやアナゴなどを持参して「特エサ」を探すのも楽しいですよね。

 定番のエサでアタリが遠いとき、このエサだけにアカムツが連発することがある……との評判で、今シーズン実績を上げている「噂の特エサ」を6月1日号の特集記事で紹介しています。

ぜひご覧ください!



これが噂の特エサです。魚の切り身? それとも皮? 正体は鮮魚店などで購入できる美味魚です!