◎沖藤武彦

ども。先日、会社の机の上に「飛び出す絵本」のような手紙が一枚、置いてあったんです。

 

聞けばプレゼントの応募で届いたそうで、送り主は中学3年生、プレゼント応募の答えをきっちりと書き込んだ便せんのほか、この紙が入っていたそうです。

 

 

開いた瞬間、本当にうれしかったなあ。

釣りほど「楽しい」ものはない

そうですとも。だからこそ、私たちが、みなさんが、頑張らないとね!

 

 

6月より江戸前屋形船も再出発

さて、誤報ともいえる風評で苦境に立たされた屋形船も、ようやく再出発、当面は最終出船を19時30分として桟橋着22時にするなど、政府や自治体の協力要請にそって、随時変更しつつ営業をしていくことになります。

 

▲浅草橋・三浦屋

 

現在発売中の本誌6月15日号でも紹介しているのですが、屋形船東京都協同組合を始め、屋形船では現在、徹底した感染防止策を行っています。

▲テーブルを数減らし席の間隔を空け、テーブル、手すり、窓わくなどの清掃・消毒を徹底

 

▲窓は開放。構造上舷側すべてが解放できる

▲スタッフは全員マスク、手袋着用で作業

▲屋根は広々としたデッキでベンチ付き

▲屋形への出入口には消毒液を常備して手指消毒

 

その徹底ぶりは、飲食店として見た場合、これほど換気がよく、入れ替え制で、消毒を徹底し、席の間隔を空けている所はない、と言えるほど。

ちなみに、週末などに就航している屋形乗合は、最少2名より出船、料理はフルコース、ドリンクはフリーで、料金は大人1万円、中学生8000円、小学生6000円(三浦屋の例)。

▲サクフワのアナゴ天を始め絶品料理とフリードリンクが楽しめます

※現在は盛り合わせを個人盛りに変更しています

 

一息ついて、晴れ晴れと飲むなら、出かけるなら、「江戸前」を楽しむってのもオツなもんです。

「屋形乗合行ってみたい!」って人がいたら、ぜひ、ホームページなどを見てみてくださいね!

▲取材に協力してくださった浅草橋・三浦屋のみなさん https://www.funayado-miuraya.co.jp

 

ちなみに私はクラウドファンディングで乗合券をいただくことになっていて、いつ、だれをお誘いしようか考えているとことです。

やっぱり、本誌の企画で迷惑をかけちゃった人かなあ……。いやはや。

6月解禁の釣り物はどれも好調
おったまげたのはタコですわ

 

今週、6月から始まった釣り物といえば、剣崎のイサキ、東京湾奥のマダコ、飯岡〜銚子のヒラメ釣り。

イサキはこれで関東一円すべてシーズンイン。どこも好調で、アジと並び「テッパン」な釣り物の代表格でしょう。

いわゆる夏ヒラメも順調に開幕、夏、秋、冬と長いシーズンが始まりました。

 

で、タコですよ。

富津に続き6月より湾奥出船も本格スタートした東京湾は、卓越年級群が発生した翌年ということで、例年並みか、やや低調を予想する人が多かったものの、ふたを開けたら「そこそこ好調」。

昨年、すっかり定着した「餌木タコ」で、どの船も賑わっています。

「湾奥」のくくりで言うと、本誌提携では長浦のこなやさんから金沢八景まで、グルリと餌木タコ含めて出船中。

相模湾、三浦半島でも、片瀬江ノ島や葉山より出船していて順調、長井の仕立でも楽しめます。

で、北は茨城県鹿島あたりのフグ船で数が増えると面白いのだけど……と思っていたらあら、飯岡で餌木タコ船スタート!

 

 

▲九十九里飯岡港・優光丸・伊藤高弥船長のFacebookページより

 

優光丸の大船長に聞いてみたところ、なんでもルアーマゴチと併せて試釣したところ、餌木でマダコが好調に釣れちゃったそうで、急きょ乗合でGO! となった次第とか。

 

釣り場も港からそれほど離れておらず、根掛かりもほとんどない場所だそうで、これは、面白いことになりそうです。

餌木タコといえば『つり情報』ってぐらい、当初からこだわって取材している本誌編集部ですから、もちろん追って紹介します。お楽しみに!

 

釣りほど「楽しい」ものはない

 

いいもんですね、釣り。

それではみなさん、よい週末を!