◎近田憲男

 

 今週も月曜日がやってまいりました。厳しい暑さが続いています。熱中症には十分気を付けて釣行してください。
 さて、週末の模様から8月下旬の狙い目をピックアップします。まずは注目度の高いコマセ釣りのキハダ船が上向いてきた相模湾から。

 

 

 

◎相模湾のキハダ船はコマセ釣りで35キロ、ルアー釣りで48キロ

 

 今週も相模湾のキハダ船の情報が飛び込んできましたので、ダイジェストでお届けします。
 まずは三浦半島から。宮川港の二宮丸では22日ルアー釣りで48キロ。葉山芝崎港の五エム丸では24日、コマセ釣りで31キロ、葉山あぶずり港の長三朗丸では生きイワシ船で22日、35キロ、23日29〜32キロを2隻で3本、24日27〜31キロを3本。
続いて相模湾では、小坪港の洋征丸でコマセ釣りで23日23.4キロ、24日28.4キロと35キロ。茅ケ崎港のちがさき丸では23日、コマセ釣りで30.7キロ。小田原早川港の平安丸では23日、コマセ釣りで29キロ。
これまでの生きイワシやルアー釣りに加えていよいよコマセ釣りでも釣果が確認できました。さぁ、これからです! 今後も注目していきます。

 

参照:相模湾小坪港洋征丸

 

 

 

 

◎飯岡沖のシロギスは束釣りも
九十九里飯岡ではルアーでカツオが乱舞

 

 

 九十九里飯岡ではヒラメやマダイが安定して釣れています。それから飯岡沖のシロギスも引き続き好調で数釣りが楽しめます。その中にあって気になるのがカツオ。ルアーで1.5〜2キロ級がトップ10本以上上がっています。こちらも目が離せません。

 

参照:九十九里飯岡港幸丸

 

 

 

◎外房のルアー青物が順調
内房のカワハギに期待!

 

 

 外房のルアー青物が好模様です。ヒラマサを始め、イナダやワラサ、カンパチ、ハガツオなどが上がっています。
 それから大原ではSLJ(スーパーライトジギング)が手軽に楽しめて盛況です。前述の青物を始め、底を狙うとマハタなども釣れています。
 内房金谷港の光進丸ではカワハギ船をスタートして、良型主体でまずまずの滑り出しです。今後に期待しましょう。

 

参照:外房大原港広布号

 

 

 

◎東京湾はタチウオが浅場で好調
アジ、シロギス、ボートハゼが盛況

 

 東京湾のタチウオはエサ、ルアー、テンヤで釣れています。目下のところ釣り場は富津沖の15〜20メートルで、数釣りをしてから観音崎〜走水沖へ転戦し、型を狙う展開です。
ほかに注目したいのが中ノ瀬、盤洲のシロギスや川崎〜横浜沖のライトアジ、そして江戸川放水路のボートハゼ。いずれも数釣りが楽しめるので、ファミリーやビギナー連れのグループなどにおすすめです。

 

 

◎鹿島沖の夜イカに注目
駿河湾のタチウオが好調

 

 最後は夜釣りです。注目なのが茨城の夜イカです。仕掛けはオモリ100〜120号、2.5号の布巻スッテをメインに3と4号も使うそうです。25号前後のナマリスッテを使ったイカメタルでも楽しめます。イカメタルといえば、新潟でも順調に乗っています。
 駿河湾のタチウオはエサ釣り、サーベルテンヤ、ジギングともに活発な食いを見せていますので、今後も楽しみです。

 

 

 さて、いかがでしたか? 今週、私が注目したのは相模湾のキハダです。週末の模様をダイジェストでお届けしていますが、それが週を重ねるごとに情報量が増していて今後も楽しみです。ほかにも個人的におすすめしたりルアーカツオにルアー青物、SLJ、イカメタルの模様を取り上げてみました。
 熱中症にはまだまだ注意が必要です。水分補給と塩分摂取を忘れずに釣りを楽しんでください。
 それではまた来週お会いしましょう。