◎内山高典
相模湾のコマセ釣りのキハダ・カツオがバリバリです。キハダと一緒にシラスを追って表層を泳ぎ回っていたカツオがコマセに反応するようになりました。
カツオのサイズは1キロ前後が主体でやや小ぶりですが、3キロオーバーの良型交じりで慣れた人は10〜20本釣っています。
キハダもヒット数が増えるとともにキャッチ数も急上昇。25〜35キロ級主体に一日で3本釣り上げた強者もいます。
またコマセ釣りで50キロオーバーのモンスターも上がったので、9月は〝オダモン祭り〟が始まるかもしれません。
現況は、ほとんどの船がキハダとカツオの両狙いなので、テンビンはオマツリしたとき対処がしやすい、構造がシンプルな片テンビンがおすすめです。
ベイトを追って横方向に移動するキハダやカツオの群れを追い、進行方向に先回りして投入を繰り返す釣り〝追っかけ〟がメインとなるこの時期は、1流し1投でタナ取りの直後にヒットすることが多いのも特徴。
船長の合図で投入し、コマセをまいて指示ダナに合わせて待てば、だれにでもヒットするチャンスがあるのでキハダ入門にも最適な時期です。
最近まで、潮が澄んだ状況のいい釣り場が限られていましたが、日に日に潮色がいい場所が増え、湾内の広範囲でナブラ(群れ)が見られるようになってきています。
キハダ・カツオを釣るならまさに今。予約はお早めに!
予報では9月中旬まで真夏日が続くとのこと。相模湾のキハダ・カツオはこれから本番です!