◉沖藤武彦

 

ども。新型コロナウイルスの国内での感染者が見つかってから1年、コロナも心配ですが、知人友人のいる日本海側の大雪がマジで心配な今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

ウイズコロナなんて実に不気味でセンスのない言葉ですが、先週の日誌にも書いたとおり、緊急事態宣言の発令にともない本誌編集部はテレワーク&取材時は車に乗り合わせず立ち寄らずマスク着用を徹底して、仕事(制作)を続けています。いやはや。

 

そんな中、年末年始に取材・制作した今年初の『つり情報』2月1日号が、本日発売されました。

 

巻頭特集はニッポンの釣り人の初詣、「初釣り」

 

今年は地域によって2日に西風が強く吹きましたが、正月2、3日で取材を完了、6魚種の初釣り模様をお届けしております。

 

その中でワタクシが担当したのがこれ!

 

 

 

タチウオ!

 

冬でもテンヤでドラゴン含め楽しむ釣り方、ジギングとの対比、などなど、レポートしておりやす(竹田ノブ風)。

 

 

突然ですがこの冬も

タチウオ注意報?

 

このタチウオ、東京湾だけでなく沼津でも好調。10〜20号と、さらに軽く、一つテンヤロッドでも楽しめる「サーベルテンヤ」でも釣れています。

 

沼津はマルイカも注目だけど、サーベルテンヤ&小型テンヤでのタチウオ釣りもオススメです。

 

タチウオついでに模様を追っかけると、今週、茨城県鹿島出船でタチウオが急上昇しました。

 

すわ、昨年の大洗〜鹿島の冬タチ爆釣の再来か!と思いきや、中一日で数隻が出船するとスッカラカン。

 

県北では群れが見られたことから、この後、主群がくるのか、今年はこれっきりなのか、要注目現在進行形でありやす。

 

 

ヤリイカ釣りの「邪魔」は

サメそれとも寒サバ?

 

タチウオとともにチマタをザワつかせているのが「ヤリイカ」。

 

南房、外房、九十九里〜銚子&鹿島では、これから春、年によっては梅雨までの長期間、ヤリイカに湧きます。

 

一足早く本格化しそうな南房のヤリイカについては、今号の第2特集でも紹介しているので、ぜひ、ご一読を。

 

 

で、目下、ヤリイカでザワっとしているのが外房〜茨城にかけて。

 

勝浦ではスルメからヤリに変わり、じわじわと群れが増えている模様。イカ釣りの天敵・サバも、昨今の外房では立派なマサバが交じることが増え、サバ地獄どころかプレミアムサバ&ヤリイカ釣りに。

 

で、期待の「寒サバ」も、ヤリ同様、ぼちぼち釣れ始まってるようでっせ、旦那!

 

銚子〜茨城でもヤリイカは確実に増えていて、条件のよい日にはかなり数が伸びており、波崎に続き鹿島港からも出船が増えつつあります。

 

ただ、この「条件のよい日」というのがモンダイで「サメに邪魔されない日」なんですわ。

 

イカを横取りするうえ仕掛けが切られたりするので厄介このうえないワケですが、こればかりは神頼み。

 

サメが去れば爆釣しちゃいそうな雰囲気です。

 

まあ、茨城では今後、100メートル以浅にヤリイカの群れが入ってくるのを期待したいところ。イカメタルで釣るパラソル級は、本当に楽しいですからねぇ。

 

 

で、プライベートでも行ってきた

カワハギが何気にイチオシ

 

タチウオ、ヤリイカもいいのですが、実はワタクシ、仕事抜きでの今年の初釣りは「カワハギ」でした。

 

復調の今シーズン、ちょうど今週から各地のカワハギ模様が上昇、なかでも剣崎、竹岡沖、金谷、勝山、まあ、つまりカワハギ銀座とも呼べるぐるり東京湾エリアで好調。

 

ざっくり言うと、頑張って10枚、ハマれば20枚、いい日に、得意なパターンが決まれば30枚という、なんとも面白い状況です。

 

まあ、何回行っても「なぜ?」とか「ああしていればよかったかな?」と疑問が残る釣りで、それが面白さでもあるのですが、そのカワハギの教科書ともいえる企画が、今号に掲載されている「沖釣りカレッジ07・宮澤幸則のカワハギ釣り教室も楽しく真剣に!」。

 

宮澤さんのメソッドを分かりやすく、体系だてて紹介する誌面と同時に、YouTubeつり情報チャンネルでは動画をアップしております。

 

 

 

 

動画はこちらから

 

ぜひ、ご覧になってみてください。

そして動画で「?」と思うことや、掘り下げてみたいことが、誌面にて解説してあります。

 

というわけで、この週末は『つり情報』最新号で、たっぷりお楽しみください。

 

つり情報の動画はほぼ週一回、アップロードされていますので、よろしければぜひチャンネル登録してお楽しみください。

 

それでは皆さん、手洗い、うがい、マスク、体調管理に気を付けて、また来週!