◎加藤 智晴

 こんにちは、緊急事態宣言が延長されてますます奥に引っ込みそうなエディターKです。

 かような状況ですから今年の釣りフェスティバルはWEB開催となりまして、詳細は現在鋭意制作中の隔週刊つり情報3月1日号で取り上げていますが、自分は担当としてダイワの新しいシーボーグ300Jを取り上げたんですね。

 実はこのシーボーグ300、個人的にけっこう思い入れがありまして。調べてみるとほぼ20年前、(たぶん)初のシーボーグブランドとして発表されてるんですね。で、その数カ月後だったと思うんですが、取材帰りにたまたま立ち寄った久里浜の某釣具店で見かけまして。定価94000円が8万だか7万だか、とにかくけっこう安い価格で売られてたんですよ。当時は4号機全盛で常に財布はパンパンと景気がよかったのもあって(←思い出補正あり)即断即決、(確か)初めて買った電動リールとなったわけです。

これが20年前に買ったシーボーグ。ヤフオクを見たら1台だけ出品されてました
当時の広告。マグマックスモーターを搭載した最初の電動がシーボーグ。それ以前はタナコンシリーズでした

 そんなこともあり、今回久しぶりに新調したシーボーグと比べてみたんですが、ある意味、初代から完成度が高かったんですね。確かに中身は別物でしょうけど、大きさとか値段とか、ほぼほぼ変わらないんですから。むしろ重さなんて初代のほうが軽いってんだから驚きです。

NEWシーボーグと並べてみるとこのとおり。新型は自重560g、初代は自重545g。どおりで軽いわけだ!
中身があんま入ってなかったのか横幅は初代のほうが狭い感じですね
新しいのは背が低くなってます。初代は丸型、ゲンコツリールとか呼ばれてましたっけ
性能は桁違いにアップしてるのに今のほうが定価が安いなんてスゴイ!

 残念ながら今は通電もせず、無用の長物としてタンスの奥で余生を過ごしてますが、自分の性格として、多分一生捨てることはないと思います。

 ではまた来週、バイナラ~。