◉沖藤武彦
ども。暦の上では春ながら、陸の上はまだ冷え込み厳しく……なんて言っていたのがあーた、気がつけば春一番吹いちゃいましたよ。まったく律儀な風ですわ。で、続くのがスギ花粉。ボチボチきてる人もいるとは思いますが、まあ、昨年同様、ガッチリとマスクしているから、大したことないんじゃないですかねえ。
でも、そう考えると、これまでイカに衛生に関してズボラに過ごしてきたかと思うけど、いやいや、いつまでもマスク必着の世の中でいいのかなあ。でも、新型コロナはワクチンと治療薬で何年かかかって乗り越えられたとしても、次にまたいつか、新たなウイルスが出現したら、同じことが繰り返されるのではなかろうか。
なんてやってるうちに、パンツ=下着を履くのと同じようにマスク着用=が当たり前になって、マスク以前の世界の写真や映像に、モザイクやボカシがかけられるようになったりして。
「昔の人は、よくマスクしないで人前に出て、口を大きく開けて、恥ずかしくなかったよな」とか言われちゃったりして、年号も西暦紀元のBC、ADみたいに、コロナ以前をBM(ビフォー・マスク)なんて表現する日がきたりして。いやはや。
失礼しました。
まあ、そんなとりとめのない世の中ですが、花粉も飛ぶし、マスクを忘れずに釣りを楽しみましょう。
で、春といえば
春ヤリイカですよ!
茨城から相模湾まで、今、最も広範囲で釣れているバリバリ右肩上がりの釣り物がこれ。外房の寒サバや片貝のヤリ・キン、南房のムツ・ヤリなど外海に面したエリアではバリエーションも豊富。
今週末は海も穏やかになりそうな予報ですから、期待大です。
で、ヤリイカに出かける人も、行かない人も、ぜひ見ておいてほしいのが
「yaccoさんのヤリイカ釣り&ヤリイカ泳がせ」
本誌の沖釣りカレッジの特集記事と、本日18時よりYouTubeつり情報チャンネルで公開される動画で、ヤリイカ釣りをバッチリ解説しています。
内容はといえば……
・ブランコ仕掛けの扱い、釣り方
意外ときちんと教わる機会が少ないハズの……
・ヤリイカ狙いの直結仕掛けの扱い、釣り方
そして!
・ヤリイカの泳がせ釣り
ワタクシが言うのもナンですが、yaccoさんのすごいところは手を動かしながら的確に説明できるところ。
もう、テロップがいらないぐらいなんです。入れてますけど。
そして、マナーについてさりげなく、でもしっかりと述べているところ。
ともすれば、釣れた、釣れた、製品のここがいい、スゴイスゴイになりがちな釣り動画にあって、こうするときは、こうすべき、これはやめるべき、とマナーを前提条件に上げてくれます。
基本のブランコ、ステップアップのヤリ直結、一度はやってみたいヤリ泳がせの「そこ、聞きたかった!」部分が収録されていますので、ぜひ、ご覧ください。
ちなみに「沖釣りカレッジ」は、2月、3月はお休みして、4月より開催します。
4月はコマセダイとアカムツの2回
詳細は『隔週刊つり情報』とつり情報ホームページで確認してくださいね。
おっと、気がつけばもうこんな時間。
明日も撮影だから急いで新しいGoproの確認とセッティングをして、「じゅりカメ」の動画素材のチェックもしなくちゃ。
↑撮影してるトコロ。寄りすぎだって
なにが撮れてるんだか……。
ぞれではみなさん、引き続き気を引き締めて
マスク、手洗い、うがいを忘れずに、よい週末を過ごしてくださいね。