◎内山高典

 さて問題です。下記の乗合船に共通する主なターゲットは何でしょう?

相模湾小田原早川港・平安丸「根魚乗合」
大磯港・恒丸「根魚乗合」
平塚港・庄治郎丸「根魚五目乗合」
茅ケ崎港・沖右衛門丸「深場五目乗合」
腰越港・秋田屋「ライト中深場五目乗合」
同港・喜久丸「中深場五目乗合」

三浦半島葉山あぶずり港・与兵衛丸「根魚乗合」
佐島・鶴丸「深場五目」


 正解は「クロムツ(ムツ)&キンメダイ」、ほかにもアカムツ、シロムツ、アラ、メダイ、カサゴ類など多様な魚種が釣れます。

 乗合船の看板が様ざまで分かりにくいのですが、いずれの船も使用オモリが150号で、イカ用やビシアジタックルで手軽に楽しめる、いわゆるライト系の中深場五目です。

 主な釣期は1〜6月。1月はムツが主体でキンメは交じる程度でしたが、相模湾に春の濁り潮が差し込み始めたのか、2月上旬ごろからキンメの食いが上向き、いい日はトップ20枚以上の釣果も見られます。

 


参照:相模湾腰越港・秋田屋

 

 

参照:相模湾小田原早川港・平安丸

 

 

 おいしい中深場の魚が手軽に釣れる、相模湾の中深場五目のタックルや仕掛けに始まり、エサの付け方や釣り方などの詳細は、絶賛発売中の『隔週刊つり情報』3月1日号で紹介しているので、ぜひご覧ください!