◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

まもなく東日本大震災から10年になろうとしています。長かったようで短かったこの10年、復興なった方、いまだに深い悲しみから抜け出せない方、様ざまいらっしゃると思います。

 沖釣り業界に関しては、多くの地域が被害を受け、一部まだ苦労されている地域はあるものの、ほとんどのエリアで以前のように、多くの釣り人が笑顔で沖釣りを楽しめるようになったことは喜ばしいことではないでしょうか。

 そんなわけで時の流れを感じる今日このごろですが、個人的にも時の流れを感じざるを得ない状況に直面しています。

 ご存じの方はいらっしゃると思いますが、夏場の一時期を除いて、私ってば釣りに行くときは大体同じ格好してるんですね。まあいわばユニフォームみたいなもんです。そのユニフォームがちょっとまずい状況になってまして。

 今から30年以上前、大学に入学したときに体操着として購入したんですが、卒業後はしばらくタンスの奥にしまってあったんですね。

近所のスーパーで3000円だか5000円だかで買った記憶がございます。とにかく生地が厚くて丈夫。同じのどこかに売ってないかなぁ〜

 それが釣りを職業にするようになって、現場に行くときになんか着るのないかな? 当時はまだ釣り用ウエアなんて今みたいに豊富なラインナップはなかったですし、そもそも薄給のペーペーが釣り用ウエアなんて着られるわけもなく……で、タンスをゴソゴソやってるうちに、こりゃちょうどいいやとなったわけです。

 あれから30数年、愛用のユニフォームもついに寿命が近づいてきたのです。気に入ったものはとことん使い倒すタイプなのでちょっくらい穴が空いてたって個人的には気にしないんですが、さすがにそれはみっともないだろと家族にも言われまして。

襟周りと右肩がボロボロに。でも捨てるのは忍びない…

 ん~いよいよ覚悟を決めなければなりませんか。でも、なんとかして今シーズン、あと1~2カ月は持たせたいんだよなぁ~。

 ではまた来週、バイナラ~。