◎沖藤武彦

マスクをしているとチクチクしてくすぐったいな……と思って外してみると、ネコの毛がマスクに刺さっていること、ありませんか?  ども。相変わらずネコばかの沖藤です。

 

いやね、ウチに捨てネコが来たのが4年前の6月で、推定5月生まれだったんです。ちょうどこれから5月にかけては子ネコが生まれたり、親ネコが走り回る季節でもあるんですよねぇ。

 

おっと、釣りの話でしたね、はいはい。

 

 

マダイかイカか

イカかマダイか。

 

関東周辺の乗っ込みXデーは3月末から4月頭? と目されていて、実際に多くのエリアで例年より早く本格化しているマダイ。

 

コマセダイでは剣崎沖で魚探にバッチリと反応が出ていて、あとはいつ荒食いするか……といった状況とか。

 

同じくコマセ釣りでは例年は5月ごろにピークを迎える南伊豆でも早くも乗っ込みが始まりそうな気配。

 

タイラバ・テンヤでは相変わらず東京湾は大潮回りに好調、ここにきて大ダイのメッカ・南房洲ノ崎でも釣れ始まったとの情報。例年はゴールデンウイーク以降に本格化する洲ノ崎沖ですが、今年はいきなり大ダイが連発するかもしれません。

 

ちなみにこちらは昨年のワタクシの釣果。ここ数年、欠かさず初夏にジグで4キロ以上を釣っているだけに、今年も行きますよ!

▲昨年の初夏、南房洲ノ崎港・六平丸にて。今年も行くよ!一緒に行きたい人、連絡してね!

 

大原〜茨城も秋のような数釣りから、大ダイが交じる展開に。いずれにせよ、例年の4月に比べるとアタリが多く楽しめます。

 

茨城の一つテンヤは最新号でも紹介しているのでぜひチェックしてくださいね!

 

 

▲日立周辺は目下マダイ祭りの賑わい。週末にぜひ、I can do it ! you can do?

 

おっと、最新号といえばこちらが表紙。

 

『隔週刊つり情報4月15日号』

特集のテーマは「イカ」です。

 

一時のイカバブルは収束しましたが、三浦半島から相模湾のイカ船は城ケ島沖〜洲ノ崎にて、スルメイカを中心に好調に釣れています。

 

1束超えのような派手な釣果がなくとも現在の模様はかなり安定しており、今後はムギ・ニセ交じりで好調に釣れそうな予感。

 

というわけで、今号ではイカ名人・yaccoさんに、ヤリイカもいるけど、ほぼスルメ狙いという、この時期ならではのイカ釣りを教えていただきました。

 

で、その関連動画が本日より公開されております。

 

Yaccoさんも自分のYouTubeチャンネルを開設して、釣り人目線の動画をアップしていますから、ぜひ、あわせてご視聴ください。

 

ご視聴はこちら→YouTubeつり情報チャンネルにて

 

最新号ではライトヤリイカ
同船OKの船とルールを紹介

 

で、一方のヤリイカは目下、茨城県の浅場で釣れており、鹿島、大洗、日立と、パラソル級を中心に賑わっております。

 

水深80メートル以内、50〜60メートルの浅場で昼のヤリイカ釣りが楽しめる地域は珍しく、貴重です。

 

その特徴をイカした釣りが「ライトヤリイカ」。

 

道糸1号以内、オモリは80号を基本に、60、50号、ツノ数3〜5本仕掛けで楽しみます。

 

とはいえ、専門船が出ているワケではありませんので、ライトヤリイカを楽しむ際には確認などのルールがあります。

 

最新号の特集では「ライトヤリイカ同船OK」の船や、守るべきルール、そしてライトならではのタックルや釣り方を解説しています。

 

そしてこちらも、関連動画を製作中。

 

主役はこの方、イカ先生・富所潤さん!

 

 

最新号でもフォースマスター200の解説記事とともに載っています!

 

もうね、イカ先生と取材すると、動画を撮っていても、材料をチェックしながらテロップ起こしをしていても、面白いんですよ。

 

話が分かりやすいのはもちろんですけど、こちらが「こんな感じで撮りたいなあ」って思っているときに、それを分かってくれるうえ、ちゃんとハプニングも起きる。で、そのハプニングもユーモアで楽しめる。いやはや、今回も笑いました。

 

今回もかなり材料をカットして(笑い過ぎてますから)編集に回しましたが、それでも15分は超えそうです。

 

「先生、噛まれないでくださいね」

 

とか

 

「イカのさわりを撮りたいから、合わせないでください」

 

とか、ワタクシのワガママを聞いていただいたライトヤリイカ動画は、来週の今ごろ、公開の予定です。

 

で! 今回も撮れました! 海中のイカが!

 

しかも今回は仕掛けに掛かっていないイカが、仕掛けと仲間を追跡して、カメラに反応してアタックしてきたと思われるシーンも映っています。

 

 

いやあ〜、あまりに面白くて、この先、海中に潜りそうな勢いですわ。

 

アタリ中毒にすすめる
数のマルイカ
型のアオリイカ

 

お客さん、最後はこれですよ。ええ、竿先にビミョーなアタリが出ないと気が済まない、人には見えないアタリが見えちゃう「アタリ中毒」なヒトには、もう、マルイカかアオリイカしかないでしょう。へへへ。

 

てな感じで、週末、イカのビミョーなアタリを掛けたい人、ゼロテン地獄を楽しみたいひとには断然マルイカがオススメ!

 

相模湾〜三浦半島一帯、南房、そして東京湾奥からも出船が始まり、模様も上向き。このままゴールデンウィーク、もっと続いて梅雨、いやいや、夏まで続くといいですね!

 

 

 

▲三浦半島葉山芝崎・五エム丸ホームページより

 

で、アオリイカはマダイ同様に例年より早く乗っ込みモード。ベイトについている1〜2キロ級の大型を、軽く、シルエットの大きな餌木でソフトにシャクって誘う、マニアックなシーズンの到来です。

 

今でこそ船では秋〜冬がトップシーズンですが、以前は4月以降の大型狙いがアオリイカ釣りのベストシーズンでした。

 

今から20年ほど前の秋にアオリイカ釣りについて電話取材したとき、各地のオヤジ船長たちに「本来は春以降に大きいイカを釣るもんだよ、連休前ごろにおいで」と教えられたもんです。

 

実際、初夏に1キロ級を釣ると、引きも重量感も別格。未体験の人はぜひ、体験してほしいものです。

 

で、初夏のでかアオリといえば三浦半島西部、南部、相模湾のほか、内房と南房。でも、内房は春で終わり……と思っていた人に朗報、金谷でティップラン乗合が始まったんです。

 

 

▲内房金谷・岡澤釣具ホームページより

 

連休に向けて、何キロまで大型が出るか、実に楽しみ。

 

で、さっそく行ってきますよ、明日、3日に!

というわけで、ぼちぼち釣りの準備を始める沖藤でした。

 

あ、そうそう。これから5月にかけては、ネコもタヌキもキョンもシカも道路に出てくることが増えます。

 

釣りに行くとき、急ぐ気持ちは分かりますが、動物たちをひき殺してしまわぬよう、速度を抑えて、安全運転でお願いしますね。

 

それでは、よい週末を!

 

4年前にわが家に来た日の愛猫でやんす