相模湾のキハダ・カツオの動向&

釣り人におすすめの粋な小物

◎内山高典

 5月に入って伊豆方面から出船する遠征船でキハダやカツオが順調に釣れており、そろそろ気になるのが相模湾のキハダ・カツオの動向だ。
 例年どおり、今のところ専門で狙っている船はないものの、5月上旬ごろ三浦半島三崎海外港・伊三郎丸のライト深海船のゲストでカツオが上がっている。門向智広船長によると、釣り場は城ケ島沖で、仕掛けを巻き上げている途中、海面から15メートル付近でサバの身エサや冷凍イワシエサにカツオが食いついたとのこと。
 当日の水温は20度ほどで、その後は3日間ほど同じようなパターンでカツオが釣れたという。
 目下は群れが抜けてしまったようだが、相模湾のすぐ近くまでカツオが来ているのは間違いない。早い年は6月ごろからキハダ&カツオのルアー船、もしくはシイラをメインに状況でキハダやカツオを狙うルアー船がスタートする。今後の盛り上がりが楽しみだ。

#キハダ
   
  そして今回はもうひとネタ、釣り人におすすめの粋な小物を紹介したい。
  サビキやカッタクリのバケは、サバやナマズ、フグなど様ざまな魚皮を使うが、古来から日本刀の柄や鞘の装飾にはエイの皮が使われてきた。
  エイの皮は独特の凹凸と光沢があり、非常に硬く、水にも強いのが特徴。アパレル業界では「ガルーシャ」と呼ばれ、皮ではなく「革」として流通する。
  そのエイ革を全体にあしらった個性的なデザインが目を引くガルーシャ専門ブランド「BAHARI(バハリ)」の財布やスマホケースは、釣り人の遊び心をくすぐる、粋な贈り物の一つだろう。