◎加藤 智晴

 こんにちは、エディターKです。

ようやく準備が整った夜戦、ウカウカしていると来年までお蔵入り、なんてことになりかねないので、さっそく行ってきました。さっそくって言っても、もうだいぶ出遅れてるんですけどね。

こんな感じのセッティングで。写真ボケボケでした?

 本来なら行かないような南西強風予報だったんですが、ちょっとこの日しか時間が取れないかなと強行突破。案の定、海はジャバジャバで釣りづらいったらありゃしない。ま、思いのほか潮も速くなく、アカクラゲもそれほどいなかったのがせめてもの救い。

 とりあえず新兵器のデビュー戦ってことで、旧兵器と交互にトントントン……。実は数日前の取材(詳細は5月15日発売の隔週刊つり情報6月1日号をご覧ください)の折にちょっくら試運転は済ませていたんですが、いざ実際に使い比べてみると、確かに感触が違います。前回の日誌でちょっとしなやかさが足りないかな、と思った点が、小づきの感触に表れてました。旧兵器はクニュッて曲がって穂先だけで小づけるんですが、新兵器は先っちょが棒みたいなんですよね。

 素材やガイド位置の違いなんでしょうが、量販品だとこの辺りが限界になってしまうのか!? だからと言って新兵器がダメってわけじゃありません。クククッとアタリがきて難なく1本目をゲット。感度は悪くなく、合わせても違和感はありません。

 とにかくもうちょっと釣ってみなきゃ分かんないかな。でも、とにかくアタリがありません。

 そして、この釣れない時間帯に思ったのはリールの違い。チヌジャッカーは親指一つでクラッチのオンオフができるんですけど、新兵器はクラッチを入れるときにハンドルを回さなきゃならないんですな。持ち重りもそれほど感じず、巻き心地はいいんですが、図体がデカイだけに操作性がちょっと。よく片手でカチクルッとやってる人がいますが、あの技を身に付けなきゃなんないかな。

 ともあれ、我慢しながら小づくことしばし、またもや新兵器にコココッ、コココッと2連続ヒット。

 こりゃ勝負あったかと思った終了間際、旧兵器の仕掛けを上げてみると亀甲縛りの鉛筆サイズが付いててビックリ。アタリもなんも分からんかった。

 だけどこれ、道具のせいじゃないよね。たぶんランプの違いかと。新兵器にはチカチカの緑デンケミ付けてたんですが、旧兵器は薄ぼんやりした赤のケミホタル。この違いだったんじゃないかな~と。

 潮が緩んできたここ数日、模様が持ち直してきたみたいなんで、これから検証しに行ってきます。

 ではまた来週、バイナラ~。

海が悪くて写真撮ってる余裕はありませんでした。結果は4本…