相模湾の良型アジ好調ムツ、キンメetc.深場釣りの楽しみも

03 1

ビシアジタックルでアジはもちろん、マダイにムツ、キンメダイなどおいしい魚が狙える人気の釣りがある。それが相模湾小坪港・洋征丸が看板にしているアジ&マダイ五目だ。 基本はオモリ130号のポリビシにイワシミンチ、アカタンやサバの切り身エサでアジを主体にマダイなどを狙っていく。 釣り場は三戸浜〜城ケ島沖の水深100メートル前後。マダイは暖かくなるこれからに期待といったところだが、アジは35センチ前後の良型主体にトップで30〜50尾前後と安定して釣れている。 また潮次第にはなるが、3〜4月限定のお楽しみが水深300メートル近くでの根魚狙い。ビシアジタックルのままキンメやムツといった深場の魚を釣ることができるのだから、人気が出ないわけがない。

 

※無断コピー・転載禁止
※料金等データは2021年3月のものです。

船宿データベースはこちら。



アジ快釣でみんな笑顔!サイドメニューも魅力的

03 2

3月中旬、アジを主体に連日のようにムツやキンメなど色いろな魚種が釣れて盛り上がっている相模湾小坪港の洋征丸を訪れた。 同宿の看板メニューはアジ&マダイ五目釣りで、アジを釣りながらマダイや根魚なども一緒に狙えるというもの。また、サイドメニューも用意されていて、3〜4月は状況次第で深場のキンメを狙うことができる。しかもすべて同じビシアジタックルで、仕掛けと付けエサを替えるだけで楽しめるそうだ。 また釣り座などにより人数は限られるものの、小アジを釣って泳がせ釣りを楽しんでもOKとのこと。

 当日、出船前に高木船長に予定をうかがうと、「今日は最初に泳がせ用のエサとなる小アジを釣ります。そのあと深場でキンメなどを狙います。最後は良型アジを釣りながら、サバの切り身エサでマダイやムツなどの根魚を狙い、泳がせの方はヒラメを狙ってもらいましょう」 楽しい一日になりそうだ。 当日の乗船客は20名。半数以上がビギナーのグループでほぼ全員貸し道具だ。道具は船で借りられ出船前に船長と仲乗りさんが準備してくれるし、釣り方やエサ付けなどもレクチャーしてくれる。 当宿の釣り座は予約順に船長が割り当てるシステムで、当日は両舷のミヨシ、トモにベテランの泳がせの方、その間にビギナーのグループが並んで入った。 7時前に出船。航程30分で三戸浜沖のポイントに到着。「まずは小アジを釣ります。水深77メートルです。どうぞ」との合図で開始。

 130号のビシにイワシミンチを7〜8分目ほど詰めて仕掛けを投入。着底したら底から2メートル巻き上げてコマセを振り、1メートル巻いて待つ。 アジが掛かったら追い食いを待ち、重みが増したところで巻き上げる。  すぐに18センチ前後のアジがダブルで上がり始めて、ビギナーグループはお土産用、泳がせの方はエサ用を十分確保する。

深場でキンメをゲット

「深場へ向かいキンメを狙います。テンビンのクッションゴムを外して深場用の仕掛けに交換してください。エサはに交換してください。エサはサバの切り身をチョン掛けにします。ズレると回転して仕掛けが絡まるので真っすぐ付けましょう」とのアナウンス。 8時半ごろ、三戸浜沖のポイントに到着。 「ここは水深260〜290メートル前後のカケ上がりです。1流し1投になります。オマツリを詰めて投入。着底したら糸フケを取って5メートル巻き、コマセを振りつつ、2メートル刻みで底上20メートルまで誘い上げるという釣り方だ。

 まずは左ミヨシ4番でメダイが上がり、続いて右ミヨシで21センチのキンメ、さらに左胴の間の北尾さんが31センチのキンメダイを上げる。「初めてキンメダイを釣ることができてめちゃくちゃうれしいです。煮つけにして味わいたいと思います」と大喜びの北尾さん。 その後は流し変えのたびに船中のあちこちでシロムツ(オオメハタ)が一荷で釣れ、ギンメダイも交じった。

良型アジが連発

 10時過ぎ、今度はアジ&マダイ狙いで、三戸浜〜城ケ島沖の水深100メートル前後へ。「アジとマダイを狙いますので、仕掛けを交換してください。泳がせの方は小アジをエサにしてヒラメを狙ってみてくださいね。準備ができた方から始めてください」とのアナウンスで再開。 アジをメインに狙うのであればアジ専用仕掛けにして付けエサはアカタンを使用。 アジ&マダイ狙いの場合はハリス3号の3本バリ仕掛けを使う。先バリはマダイ用に強度のある太地ムツ12号を結び、ハリスも3.5号とやや太い。 付けエサは枝バリにアカタンを、先バリに1センチ角にカットしたサバの切り身エサを付ける。サバの切り身エサにはマダイのほかにムツなども食ってくるそうだ。 船長に釣り方をうかがうと、「アジ専門も、アジ&マダイ「アジ専門も、アジ&マダイ両狙いも釣り方は同じです。タナは底から5メートルで、仕掛けが着底したら3メートル巻いてコマセを振り、さらに1メートル巻いてもう一度コマセをまき、5メートルで待ってみてください。コマセをしっかり振ってコマセの中に付けエサを漂わせます」 しばらく手返しを繰り返すと右ミヨシの方が35センチ級のアジを釣り上げる。

 この1尾が呼び水となってポツポツとアジが釣れ始め、ややあってダブルで取り込む人も出てくる。 その後、船中ではアジが入れ食いとなり半数以上の方がツ抜けを達成。足元のオケがアジで満たされていく。 左トモ2番の方は朝イチに釣った小アジを泳がせてヒラメ狙い。仕掛けを投入し、底から2メートルほどオモリを離して待っていると竿先が突っ込んだ。慎重にリールを巻き、やがて上がってきたのは小アジを丸飲みにした1.5キロ級のマトウダイ。 その後、アタリが遠くなったので。5分ほど移動し、水深100メートル前後の根周りへ。「ここはムツも釣れるので、アジ&マダイ仕掛けに替えて、「アジ専門も、アジ&マダイ「アジ専門も、アジ&マダイ両狙いも釣り方は同じです。タナは底から5メートルで、仕掛けが着底したら3メートル巻いてコマセを振り、さらに1メートル巻いてもう一度コマセをまき、5メートルで待ってみてください。コマセをしっかり振ってコマセの中に付けエサを漂わせます」 しばらく手返しを繰り返すと右ミヨシの方が35センチ級のアジを釣り上げる。 この1尾が呼び水となってポツポツとアジが釣れ始め、ややあってダブルで取り込む人も出てくる。

 その後、船中ではアジが入れ食いとなり半数以上の方がツ抜けを達成。足元のオケがアジで満たされていく。 左トモ2番の方は朝イチに釣った小アジを泳がせてヒラメ狙い。仕掛けを投入し、底から2メートルほどオモリを離して待っていると竿先が突っ込んだ。慎重にリールを巻き、やがて上がってきたのは小アジを丸飲みにした1.5キロ級のマトウダイ。 その後、アタリが遠くなったので。5分ほど移動し、水深100メートル前後の根周りへ。「ここはムツも釣れるので、アジ&マダイ仕掛けに替えて、先バリにサバの身エサを付け先バリにサバの身エサを付けて狙ってみてください。タナは底から6メートルです」とのアナウンスで再開すると、間もなく右ミヨシの方の竿に強いアタリ。 慎重に巻き上げて取り込んだのは26センチのムツ。ほぼ同時に左ミヨシ4番の方が39センチのムツを釣り上げたところで14時半に沖揚がり。 釣果は31〜40センチのアジが一人9〜31尾にキンメ、ムツ、シロムツ、ギンメ、マトウダイ、カイワリ、メダイ、サバと実に賑やかな顔ぶれ。 マダイの姿を見ることはできなかったが、暖かな陽気が続くとイワシミンチに反応して、よく釣れるようになるそうだ。


洋征丸

03 3

10467・23・9517

料金=アジ&マダイ五目予約乗合一人 9500 円(アカタン、コマセ、氷、アジ仕掛け1組 付き)、女性、中学生以下7500 円▼備考=6時半集合。仕掛け、付けエサ各種販売あり

※無断コピー・転載禁止
※料金等データは2021年3月のものです。

船宿データベースはこちら。