◎近田憲男

 

 

 今週も月曜日がやってまいりました。週末の模様から8月下旬の狙い目をピックアップします。

 

 

キハダ相模湾で70キロが出た!
シーズン終盤の大型に期待

 

 

 終盤となり50キロ、60キロ級のキハダが釣れ上がり、相模湾のキハダ船が盛り上がっています。
 今週もキハダの情報が飛び込んでまいりましたので、土日月の模様をダイジェストでお届けします。
 まず三浦半島出船からです。
 剣崎間口港の喜平治丸では17日29.4キロ。10日33キロ。剣崎松輪港の一義丸では16日28.2キロと57.25キロ、18日28.4キロと48.25キロ。成銀丸では16日60.42キロ、17日30.5キロと64.24キロ、18日27〜52キロを船中7本。大松丸では16日29キロ、17日18日30.2キロ。長井のはら丸では18日70キロ。葉山芝崎の五エム丸では17日50.3キロ。葉山あぶずりの秀吉丸では16日50キロ。長三郎丸では16日34キロと50キロ、17日48キロ、18日59キロ。
 続いて相模湾出船です。
 小坪港の洋征丸では16日24キロ、17日31.1キロと57.2キロ。太郎丸では16日31キロと33キロ。湘南片瀬の萬司郎丸では18日24.8キロと26.3キロ。茅ケ崎のちがさき丸では16日49.4キロ。平塚の庄三郎丸では18日28キロと28.6キロ。庄治郎丸では16日45キロ、17日29.5キロ。大磯の恒丸では18日32キロと52キロ。小田原早川港の坂口丸では17日64キロ、18日25キロと33キロ。平安丸では16日29キロ、18日28キロ、35キロ、66キロ

 最後に内房です。
 内房勝山の新盛丸では17日に55.6キロ。萬栄丸では16日31キロ、40.5キロ、18日30.5キロ、31.5キロ。

 

参照:相模湾小田原早川港坂口丸

 

 

ワラサ剣崎沖で4〜5キロ級主体
東伊豆初島沖や伊東沖も有望

 

 三浦半島剣崎出船ではワラサ&マダイ乗合で出船。ワラサは4〜5キロ級が狙えます。マダイも1キロ前後を主体に3キロ級交じりで楽しめます。
 内房保田〜勝山出船でもワラサが順調です。2.5〜4キロ級をが揚がっています。
 東伊豆網代出船では初島周りのほか伊東沖で群れも濃く釣れています。

 

参照:東伊豆網代港つちそう丸

 

イナダ相模湾全域で食い活発
ジギングでも狙える

 

 相模湾でよく釣れているのがイナダ乗合。釣り場は江ノ島〜鎌倉沖や二宮沖、小田原沖など広範囲で楽しめます。ウイリー仕掛けのコマセ釣りがメインですが、ウルメイワシの群れに付くイナダを食わせサビキで楽しめそうです。船宿によってはルアーで便乗してジギングでもOK。青物のトルクフルな引きが手軽に楽しめるので、青物入門におすすめです。

 

参照:相模湾小田原早川港平安丸

 

 

サワラキャスティングゲーム東京湾で盛況

 

 東京湾ではルアー五目でサワラを主体にイナダやタチウオ交じりで楽しめます。
 釣り場は木更津、羽田、浦安沖など日替わりでいずれも水深は10〜20メートル前後。ベイトの反応を探しドテラ流しで狙ったり、ナブラ撃ちで狙います。魚影濃く今後も期待しましょう。

 

 

タチウオ東京湾の浅場で食い活発
夜釣りでは沼津沖で数釣りのチャンス

 

 東京湾のタチウオは観音崎沖、走水沖、猿島沖で順調に上がっています。浅場では川崎沖や木更津沖の水深15〜25メートル前後でもよく釣れています。
 沼津沖では夜釣りで指幅2.5〜4本級がトップ30本前後。釣り方はノーマルタックルやライトタックル、サーベルテンヤ、ジギングなどで楽しめます。

 

 

マダコ茨城県日立久慈漁〜鹿島出船で乗り乗り

 

 茨城県日立久慈漁港や大洗港出船、鹿島出船のマダコが好模様です。マダコの活性が高く、1キロ前後の良型主体にトップ20杯前後。今後も期待十分です。

 

 

ヒラメ銚子〜九十九里で高位安定
外房大原では上昇気配

 

 

 銚子〜九十九里ではトップ10枚と安定してヒラメが釣れています。外房大原出船も1キロ前後を主体2〜3キロ級交じりで楽しめます。魚影は濃いので今後に期待しましょう。

 

 

夜イカ茨城県鹿島沖で爆乗り

 最後は夜のイカ釣りです。茨城県鹿島沖ではスジイカにムラサキイカ交じりで絶好調。なかでも直結仕掛けを使いスジイカ爆乗りで2束。便乗してイカメタルでも楽しめます。まだまだ続きそうです。

 

 

 さて、いかがでしたか?
 今週も注目は大型で盛り上がっている相模湾キハダです。終盤戦ですが、大型のチャンスが続くことを願っています。