◎ども。8月3日にキハダ・カツオへ突撃、一度だけ真鶴沖でハネを見ただけに終わった沖藤です。7月はルアーでカツオが釣れたのになぁ。
ナブラと呼ぶには単発すぎました。
その前日、8月2日には五エム丸で今季初の相模湾キハダがエビングで上がり、他船のコマセ釣りでもハリスをたぐるところでのバラシがあっただけに、期待が持てそうだったんですけどねぇ。
で、船長が言っていたことで気になったのが、
まだ潮が濁って、汚れているから、カツオやキハダが入って来ないし、浮いてこないんじゃないか、という話。
汚れとはいわゆる「ヌタ」、あの道糸にくっついちゃうやつですね。
潮の汚れの正体は植物プランクトン。確かに例年、黒潮やシケの影響で夏に汚れが消えると、カツオ・キハダが湾内に突入、それがちょうど8月上旬でした。
この潮の濁り、つまり植物プランクトンの濃度は、衛生画像を処理したデータとして見ることができます。
神奈川県水産技術センター人工衛星画像GCOM-C / 黒潮域・1週間 より転載
これはクロロフィルα濃度と呼び、植物プランクトンが豊富な海域を把握するために役立てているデータだそうです。
8月初旬のデータを見ると、たしかに相模湾内はまだ植物プランクトンが濃い、つまり濁っている状況が続いている模様。
気になる方はぜひチェックしてみてね。
http://www.sui-kanagawa.jp/RemoSenG/
ちなみに海水温はカツオが大好きなトロピカルモード。
神奈川県水産技術センター海況図データベース関東・東海海況速報/伊豆諸島海域 より転載
いつ、キハダ・カツオの大群が湾内に回遊してきても不思議ではありません。
そもそも濁っていても少なからずキハダ・カツオが湾内に入ってきていますし、伊豆諸島ではボコボコ跳ねてますからね。濁りが弱まったとたんに本格化、なんてことがあるかもしれません。
一方、濁っていようがいまいがお構いなしなのが、剣崎沖で釣れまくっているワラサ。
同じく、濁るほどよくなってくるように思える東京湾のタチウオ。
実は今日、吉岡進さんとYouTubeつり情報チャンネルのロケだったのですが、出るわ出るわ、ドラゴンが。
ほら、ヨッシーの顔が隠れちゃうもの!
撮れ高バッチリすぎるテンヤタチウオ動画は、なる早で編集&アップロードしますので、お楽しみに!
そしてワラサ、タチウオで、つまり剣崎から走水界隈でここ数日顔をだしているのが
サワラ!
それも2〜3キロから5キロ超級の大型まで、タチウオ船団で密かに上がっています。
記憶に新しいかもしれませんが昨年、この東京湾に入ってきたサワラを専門に狙う乗合船が出て、ちょっとしたブームになりました。
また、サワラのルアーゲームは異例の8月開幕で好調に沸きました。
そう。
カツオ・キハダも気になるけれど、サワラ、それもでっかいサワラで、ひと盛り上がりあるんじゃないの? なんて思っている今日このごろです。