◎ども。関東地方の皆さんが冷たい雨に打たれつつ釣りをしているころ、東北のひだまりで猫と遊んでいた沖藤です。

 

 

 

 

さて、例年なら東京でソメイヨシノが開花するころですが、今年はすでに満開。つり情報社の近く、神田川に架かる和泉橋のたもとの桜もすっかり満開です。

 

 

 

 

3月23日でほぼ満開。

 

 

ソメイヨシノに先駆けて東京湾で3月上旬から釣れ始め、開花とともにグワっと盛り上がってきたのが

 

 

トラフグ様。

 

 

すでに大トラも釣れており、人によってはXデーと呼んでいたりしますが、過去の実績からさらに大型が釣れ盛る

 

 

リアルXデー

 

 

はまだ先にある、と予想します。

 

 

そのあたりは現在発売中の『隔週刊つり情報4月1日号』にも特集されていますので、ぜひご一読くださいませ。

 

 

で、桜満開に歩調を合わせるように調子がよくなってきたのが

 

 

ヤリイカ

 

 

ですよ。今年は全般的に不安定ですが、外房、茨城で上向き、日立からも出船が始まりました。

 

 

茨城~東北のヤリイカ群は南から北へ回遊していると水産研究でも言われているそうですが、こと関東南部、外房から南房、相模湾は南北回遊では説明がつかない釣れ方をします。

 

 

つまり、茨城で釣れて、外房で釣れて、その後に南房や洲ノ崎沖で釣れることは珍しくないわけで、まだ可能性はある、とみます。

 

 

そして、ですよ。

 

トラフグ、ヤリイカの影になってるワケじゃないけど、実は今回の大潮周りでよく釣れているのが

 

 

 

 

東京湾のタイラバ

 

 

東京湾のタイラバは潮が大きいほど効率よくポイントを流せて、かつ、マダイの食いが立つ時間にメリハリが出るので釣果がよくなります。

 

 

すでに3月の2度の大潮周りよく釣れていますが、ええ、こんなもんじゃないんですよ。

 

 

これから4月、5月にかけては、航路周辺、40メートル以浅の浅場、さらに湾口にかけて

 

 

大鯛が釣れるようになります。

 

 

今年ここまでの様子を見ていると、

 

 

トラフグ同様に例年よりいいことは間違いなさそう。つまり、今よりさらに大型が釣れる

 

 

リアルXデーどころか、

 

 

リアルXウィーク

 

 

がくると確信します。

 

 

はい。もちろん船を予約しましたよ。半月ほど先と、一月ほど先。

 

 

新月と満月、4月の大潮周りにね!

 

 

あとは南房洲ノ崎のタイラバをいつ、予約するか、ですよ。GWの次の大潮かなあ……

 

 

とまあ、仕事と遊びがごっちゃになりつつ、走水港でタイラバ船を予約しがてら、政信船長とおかみさんからいただいだメカブをザッと茹でて

 

 

 

 

メカブをつまみつつ、週末に開幕したMotoGPを観ながら一杯やる日曜日の昼下がりでありました。

 

 

 

さて……と。

 

 

冒頭の昨日まで見てきた東北沿岸、街も港もすっかり復旧し、宮城県の海沿いは震災前よりも多くの観光客で賑わっている場所が多かったように思います。

 

 

福島県の国道沿いも商業施設が増え、人やイベントも多く活気が戻っている地域が多いことを実感しました。

 

 

その一方で、ドローンで港を空撮すると(とくに平野部の港は)、津波被害の影響で風景が独特であることに気付かされ、もし、ここが湘南だったら、駿河湾だったら、東京湾だったら、と思い、恐ろしくなったのも本音です。

 

 

平野部を襲う津波の威力を想像して息苦しくなる風景も、猫も、いずれ誌面で紹介する日がくると思いますので、詳しくはそのときに。

 

 

え、猫もかって? ええ、たぶん。