◎近田憲男

 

 

  今週も月曜日がやってまいりました。注目は三浦半島、相模湾のマルイカです。外房のマハタや東京湾のマゴチの模様も上向いてきたので気になります。というわけで、週末の模様から2月3週の狙い目をピックアップします。

 

 

 

 

◎三浦半島〜相模湾でマルイカ上昇気配

 三浦半島〜相模湾でマルイカの状況が上向いてきましたので、各地の模様をダイジェストでお届けします。
 まずは三浦半島から。剣崎松輪の瀬戸丸では16日、14〜25センチをトップ40杯。長井新宿港の小見山丸では同日、城ケ島沖の水深80〜90メートルで12〜25センチをトップ17杯。葉山あぶずり港の長三郎丸では同日、亀城根沖の水深80メートルで11〜27センチをトップ35杯。
 続いて相模湾です。平塚港の庄治郎丸では16日、マルイカ13〜23センチを頭70杯。今後も注目していきましょう。

参照:相模湾平塚港庄治郎丸

 

 

◎外房では良型のマハタが狙い目
南房〜内房ではヤリイカが好調!

 

 

 外房の狙い目がマハタです。大原港の勇盛丸では16日、3.3キロを頭にトップ16尾という釣れっぷり。さらにエサだけでなくルアーでも狙え、広布号では同日、SLJ(スーパーライトジギング)で3キロ級を頭にトップ4尾。さらに勝浦松部の信照丸では4.5キロも上がっています。数・型ともに狙える今がチャンス!
 南房ではヤリイカの模様が急上昇。釣り場は白浜沖の水深180メートル前後で25〜50センチを頭30〜50杯前後。乗り活発でジャンボサイズが多点掛けで楽しめます。

 

参照:外房勝浦松部港信照丸

 

 

 

◎東京湾ではマゴチが持ち上がってきた
絶好調のアジ、シロギスも見逃せない!

 

 

 東京湾で注目なのがマゴチ。鶴見の新明丸では16日、大貫沖で36〜53センチをトップ17本。中小型主体ながらアタリは活発にあるので今後も期待十分。
 東京湾では川﨑〜横浜沖のライトアジ、木更津沖のシロギスともにトップ100尾以上の釣れっぷり。どちらも魚影の濃さは抜群でファミリーやビギナー連れで楽しむのに最適です。

 

◎日立の一つテンヤマダイは好調持続
鹿島沖のヤリイカ浅場へ移行し上向き

 

 

 日立の一つテンヤマダイは連日のようにトップ2ケタに迫る好模様。日立会瀬港の弁天丸では16日、日立会瀬沖の水深40〜50メートルで0.5〜1.2キロのマダイをトップ10枚、ゲストにウスメバル、ホウボウ、マトウダイ、ムシガレイなどでクーラーが賑やかに。
 鹿島沖のヤリイカが浅場へ移行し盛り上がってきました。目下は鹿島沖の水深80〜90メートルを狙い、大型主体でトップ50杯前後。サメやサバが少ないので今がチャンスです。仕掛けはプラヅノ11センチのブランコ仕掛け、オモリ100〜120号です。

 

 

 

 

◎銚子、九十九里出船のアカムツが上昇気配
飯岡出船のヤリイカ模様が持ち上がる

 

 

 犬吠埼沖のアカムツが好調です。犬吠埼沖の水深200メートル前後を狙い、25〜45センチをトップ10尾。メダイ、クロムツ、ユメカサゴ、サバ交じりで楽しめます。
 飯岡出船のヤリイカも上向いてきました。幸丸では16日、飯岡沖の水深130メートルで25〜50センチを1人35〜72杯。サバが多いので仕掛けは直結仕掛けを使います。

 

参照:九十九里飯岡港幸丸

 

 

 

 

◎南伊豆はキンメが高位安定
駿河湾では夜釣りがおすすめ

 

 

 南伊豆出船のキンメが順調に釣れています。南伊豆手石港の愛丸では海況により石廊崎沖と新島沖の2カ所へ出船。石廊崎沖では中小交じりでトップ30〜40枚、新島沖では良型主体でトップ20枚前後。今後も期待十分です。
 駿河湾では夜釣りがおすすめです。沼津沖では夜タチウオが順調。静浦港の真成丸では指幅2.5〜5本級をトップ25本。沼津内港の秀丸では5〜20センチをトップ20杯前後、好日には50杯以上も上がっていますから、釣れれば寒さも吹き飛びますよ。