◎内山高典

 自宅で過ごすときの釣りの楽しみは「仕掛け作り」と「タックルの手入れ」、そして『隔週刊つり情報』ですよね。

 ベタな宣伝になってしまいましたが、5月15日号(5月1日発売)は「マダイ攻略マニュアル2020・保存版」です。

 コマセダイ、タイラバ&SLJ、一つテンヤ、ボートのマダイ釣り、特選・真鯛料理など、船のマダイ釣りを完全網羅する大特集号です。私の担当は一つテンヤです、今回は入門者向けのネタを盛り込みました。

 ちなみに、私が一つテンヤに初挑戦したのは2007年の3月です。この釣りを外房大原の船長とともに開発した藤井克彦さんの取材に同行しました。

 当時は一つテンヤ専用竿が発売される前で、皆さん全長2.1メートル前後のシロギス竿に小型スピニングリールをセットしたタックルで楽しんでいました。

 私は藤井さんのすすめで貸し道具と船宿仕掛けのテンヤで初挑戦し、いきなり3.8キロの大ダイを釣り上げる幸運に恵まれました。グリップの短いシロギス竿でマダイの引きをしのぐには、想像していた以上に力が必要だったことを覚えています。

 今では各メーカーから様ざまなタイプの専用竿が発売されており、釣り場や釣り方に合わせて自分のスタイルに合った竿が選べます。

 次号の特集で入門者におすすめの一つテンヤロッドを紹介します、ぜひご覧ください!
 


当初のテンヤは親バリ、孫バリともに一体型が主流でした。



 

シロギス竿&小型スピニングリールの貸し道具で一つテンヤデビュー。




 3.8キロ、一つテンヤは初心者が大ダイを釣り上げる不思議な傾向があるのですが、まさに私もその一人。
 次の釣行で初挑戦した皆さんが、そのチャンスをものしているかもしれません!