◎近田憲男

 

 今週も月曜日がやってまいりました。
 週末の模様から5月後半の狙い目をピックアップします。まずは一つテンヤマダイが好調な茨城県から。

 

 

◎日立や鹿島沖で大ダイが上昇気配
ルアー青物はヒラマサのチャンス!

 

 

 

 日立や鹿島では一つテンヤマダイが好調です。1キロ級をメインに5キロ級の大ダイが交じり、頭5枚前後という釣れっぷりで盛り上がりをみせています。
 ほかに鹿島沖のフグがトップ30尾前後釣れていて気になりますが、模様が上向いてきたルアー青物に注目します。新しい群れが鹿島沖に回遊し、3キロ級のヒラマサを筆頭に、4〜5級のワラサも交じり、さらにイナダに至っては入れ食いとのこと。これからも目が離せません。

 

 

◎外房〜南房ではイサキが高位安定し、
南房〜内房は乗っ込みマダイが有望

 

 外房大原や御宿、勝浦ではイサキが良型ぞろいで好調です。
南房では全域でイサキが釣れていて、中でも西川名や洲ノ崎沖では連日のように50尾の規定数に達しています。
 並んで好調なのがコマセダイ。南房相浜では9キロ級、7キロ級、5キロ級の大ダイが姿を見せたり、内房勝山では1キロ前後を主体に3キロ級交じりでトップ10枚という好日もありました。乗っ込みのチャンスはまだまだ継続中です。

 

 

 

◎東京湾ではシロギスが好期突入
タチウオが浅場で釣れはじめる

 

 

 東京湾のシロギスが狙い目です。これまでの主な釣り場は木更津沖でしたが、中ノ瀬でも釣れるようになりました。例年どおりであれば、今後は盤洲や富津沖の浅場でも楽しめるようになるでしょう。
 浅場といえばタチウオ。目下の釣り場は観音崎沖の水深10〜30メートルでで、夏タチのさながらの浅いタナで釣れているそうです。サイズは70〜110センチ級で頭20本前後で安定しています。
 要注目なのが夜アナゴ。木更津沖の水深15メートル前後で25〜20センチを頭20本前後で今後も期待できそうです。

 

◎剣崎沖の乗っ込みマダイが堅調
三浦半島〜相模湾のムギ&マルイカ上昇気配

 

 三浦半島剣崎出船では乗っ込みのコマセダイが好調を持続。0.8〜2キロ級を頭5枚前後と魚影は濃厚でこれからも期待大です。
 三浦半島西部〜相模湾のムギ&マルイカは、ムギが3〜4割交じりでトップ50杯前後。小田原早川港ではムギイカ狙いで出船し、頭15杯前後。ムギイカ&マルイカは今後も見逃せません。

 

 

◎駿河湾の夜ムギイカが好調
新潟の夜は大ヒラメが乱舞!

 

 

 最後は夜釣りです。

 駿河湾沼津の夜ムギは平均50杯前後、トップ100杯を超える日もあります。ブランコ仕掛けや直結仕掛け、イカメタル&メタルスッテゲームでも楽しむことができます。
 新潟エリアではアジの泳がせで釣るヒラメが好調です。1〜3キロのヒラメが頭3枚前後、時折5〜8キロ級の大ビラメが交じります。シーズン初期の今なら型も数も満足できることでしょう。